娘がもうじき生後7ヶ月になろうとしています。
料理が苦手な私にとって、とても気が重い離乳食ですが、いいかげん始めないといけない時期になってきました。
離乳食のいったい「何」から始めていいのか、わからない状態です。
いまは一週間以内に離乳食を始めることを目標に、準備として、次のことをしています。
- 麦茶をあげることでスプーンの練習
- 離乳食食器選び・購入
- 市で開催された離乳食教室のおさらい
- 離乳食調理セット選び・購入
この記事では、1つ目の、赤ちゃんに麦茶をあげたときのことを書いています。
大人にとって「麦茶を飲む」行為は、簡単すぎて話にもならないことなのに、これが赤ちゃんのこととなると、いつ? どうやって? どれくらい? など、わからないことだらけでした。
赤ちゃんに麦茶は必要?
月齢の低い赤ちゃんにとって、基本的な水分補給は「母乳」や「ミルク」で足りているので、「麦茶」や「白湯」を足す必要はないとされています。
「麦茶」や「白湯」などを飲ませるのは、離乳食を始めるタイミングでいいそうです。
市で開催された離乳食教室でもそのようにいわれましたが、赤ちゃんによっては離乳食をあげるときのスプーンをいやがってしまう子もいるので、スプーンの練習として前もって麦茶などをあげてもいいといわれました。
そのことを思い出し、赤ちゃんにスプーンで麦茶をあげてみようと思い立ちました。
赤ちゃんにどうやって麦茶をあげる?
赤ちゃんに麦茶をあげるタイミング
私は、
- 気温が高いとき
- お散歩に行く前、帰ってきたあと
- お風呂からあがったあと
などにあげていたのですが、ふと気になったので、市の育児相談に行った際に聞いてみました。
保健師さんによると、
ミルク・授乳の間
とのことでした。
たとえば、いつも3~4時間ごとにミルクや母乳をあげているけど、1時間後くらいにぐずぐずしてしまったとき。次の授乳にはまだ早いけど、何か飲ませたいと思ったときがおすすめだそうです。
また、大泣きしたあとも水分補給できていいのでは、とのことです。
赤ちゃんに麦茶をあげる量
私は、はじめスプーン数杯程度から始めてみましたが、こちらもネットで調べてもあまり情報が出てこなかったので、同じく保健師さんに聞いてみたところ、「好きなだけ」あげてよいとのことでした。
でも、実際は30~40ccくらいしか飲まないはずだから、そのくらいを目安にするようにいわれました。
赤ちゃんに麦茶をあげるときの飲ませ方
私は離乳食用にスプーンの練習をするという目的があったので、スプーンであげてみましたが、ほかにも、
- 哺乳瓶
- コップ
- ストロー
など、いろいろな方法があるようです。
赤ちゃんに、はじめて麦茶を飲ませたときの話
うちの娘にとって、母乳・ミルク以外にはじめて口にする飲み物は「ピジョンのベビー麦茶」でした。
粉ミルク(すこやかM1)専用スプーンを活用
スプーンであげよう! となったものの、赤ちゃん用の食器を(悩みに悩み・・・)まだ購入していないので、我が家にあるのは大人用スプーンだけでした。
かなり大きめです。もっと小さいほうがあげやすそうなんだけど、と思っていたとき、いいものがあることを思い出しました。
「すこやかM1」を消費するたびに1本ずつ増えていく、粉ミルク用スプーンです。
先端が細くなっていて、ちょうど赤ちゃんの口に入れやすい大きさでした。
粉ミルク用スプーンはたくさんあったので、赤ちゃんに麦茶を1回あげるたびに交換し、まとめて洗って、哺乳瓶と一緒に消毒できるので便利でした。
生後7ヶ月になってからは、ストロー飲みの練習をして、ストローマグで麦茶を飲むようになりました。
リッチェルの「いきなりストローマグセット」を購入し、「コップでマグ」を使ってストロー飲みの練習をしたところ、なんとわずか1日でストロー飲みをマスターすることができました。
はじめて麦茶を飲んだ赤ちゃんの反応は?
スプーンの先端を口元に近づけると、少し舌を出してペロリとなめます。すると、赤ちゃんは眉毛と唇をへの字に曲げ、とても渋い表情になってしまいました。
これは何なんだ・・・?
こんなまずいものを、よくも飲ませやがって
とでもいいたげです。
その渋い表情がなんともかわいくて、私のほうがクセになってしまい、初回は(ほとんど口からこぼれていましたが)スプーン3杯分くらい飲ませてみました。
最後のほうには、渋い表情になりながらも、スプーンを近づけると自分から口を開け、舌を下げるようになり、そこに麦茶を流し込むと、ちゃんとごっくんしてくれるようになりました。
2回目に麦茶をあげたときにはだいぶ慣れたようで、飲んだあと笑顔が出るようになりました。
初回はあんなに渋い顔をしていたのに、実は麦茶が好きだったのかもしれません。
普段、おもちゃを渡しても、一緒に遊んでも、反応が薄いうちの子供ですが、麦茶を飲ませたあとは「はぅあっ!!」(=「もっとくれ」?)と大きな声をあげ、いつになく積極的な様子を見ることができました。
また別の日、とても暑い日だったのですが外出する用事があったので、熱中症にならないように哺乳瓶に入れた麦茶で水分補給しようと思いました。しっかり飲ませたくて哺乳瓶にしたのに、哺乳瓶から出てくるいつもと違う味にびっくりしたのか、またとてつもなく渋い表情になってしまいました。
舌で押し出してしまい飲んでくれず、仕方がないので、私が哺乳瓶の乳首を指で押しながら一滴ずつ子供の口のなかに入れてあげる、という飲ませ方でなんとか飲ませました。このときはいっきに40ccほど飲みました。
飲みかけの麦茶の保存はどうする?
ピジョンのベビー用麦茶は「飲みきりサイズ」となっていますが、赤ちゃんにとって飲みきれる量ではありません。パッケージの表示を見ると、飲み残した分はラップをかけ、すぐに冷蔵庫に保管し、2日以内に消費するよう書かれていました。
なので、こんな感じにラップをかけて冷蔵庫で保管しました。
ベビー用麦茶を味見してみた感想
赤ちゃん用の麦茶は「苦みが少ないマイルドな味」とうたわれていますが、大人用麦茶とどう違うのか味見してみました。
一口飲んだ感想は、
なんかおいしくない…。
もう一口飲んだ感想は、「もしかして悪くなってる?」(冷蔵庫保管後の味見だったので)でした。
でも、開封直後の麦茶を味見しても同じ味だったので、こういうもののようです。
私の味覚の問題かもしれませんが、たしかに苦みが少ないといえばそうなんですけど、甘いんだけど、薬くさい、みたいな、子供用のお薬のような味がしました。
でも、これが赤ちゃんにとってはおいしい味なんでしょうね。
家族3人で麦茶を消費する我が家では、夏のあいだはこちら▼の商品4本で、麦茶の製造と消費をまわしています。
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