この記事では、離乳食の準備として購入した、コンビの【ベビーレーベル離乳食ナビゲート調理セット】を使い、離乳食開始1週目の「10倍がゆ1週間分」を作って冷凍したときのことを書いています。
初期の離乳食づくりに必要なもの
市主催の離乳食教室で学んだことをおさらいし、
- どうやら離乳食をはじめるには、まず10倍がゆをすりつぶしたものを作ったらよいらしい
- そのためにはすりつぶすか裏ごしするための調理器具が必要らしい
ということがわかりました。
我が家にはもともとそうした調理器具がなかったので購入する必要があったのですが、気分的なものもあり、せっかくならすり鉢や裏ごし器単体ではなく、それらを含む「離乳食調理セット」を購入しようと思いました。
調理セットはメーカーによって含まれるもの、含まれないもの、若干の違いがあるようですが、私は、
「裏ごし器」と「すり鉢」
を最低限含むものを探しました。
また、できればコンパクトに収納できるものがいいなぁと思いました。
離乳食調理セットの口コミを見ても、よくわからなかった
ベビー用品を販売している各メーカーから、離乳食調理セットが出ているようでした。
- コンビ
- リッチェル
- ピジョン
- エジソン
口コミを見てみるのですが、あたりまえですが、とある商品ページの口コミには「その商品」を実際に使ってみて良かったか、悪かったかが書かれています。
離乳食調理セットを複数買って使い比べてみる方というのはなかなかいないと思われるので、ある商品と別の商品を使い比べてみた口コミというのは、ないんですね。
印象的だった口コミには
- エジソンはほかのメーカーよりひとまわり大きいので使いやすい
- 作業部位(←金網部分とか、すりおろす部分とか)が円形よりも楕円形のほうが使いやすい
- 木のすり棒はにおいがうつるし、カビが生えるので、衛生的でない
- わざわざ離乳食用の調理セットを買う必要はなかった。離乳食用ではないもののほうが使いやすい
などがあり、参考にさせていただきました。
商品ごとに比較した口コミはないにしても、どうやらエジソンが使いやすそうだということはわかりました。
また、どの商品の口コミを見ても、買ってよかった派の人がいる一方で、必要なかった派の人もいるようでした。
私は、もうこのときには心が「買う」に傾いていたので、一般の調理器具で代用せず、離乳食用の調理セットを買うことは決めていました。そして、実用面を考えればエジソンがよさそうでしたが、見た目のかわいさと収納したときのコンパクトさにひかれて、コンビの【ベビーレーベル離乳食ナビゲート調理セット】を買うことにしました。
ですが、
10倍がゆを作った段階で、さっそく買ったことを後悔することになります。
大きいほうが使いやすいことは間違いないし、口コミにあったとおり、すり鉢と裏ごし器を単体で買ったほうが、使い勝手は間違いなくよかったと思います。
そこで、次に、私が実際にコンビの【ベビーレーベル離乳食ナビゲート調理セット】を使い、10倍がゆを作ってみたときのことを書いてみました。一週間分まとめて作り、冷凍することにしました。
10倍がゆ1週間分を冷凍したときのこと
必要なものは、
- いつも使っている炊飯器
- いつも使っている耐熱容器
- コンビのベビーレーベル離乳食ナビゲート調理セット(今回購入)
- リッチェルわけわけフリージングブロックトレー25mL(いただきもの)
の4点でした。
離乳食開始1週目の10倍がゆってどれくらいの量を作ったらいいの?
市主催の離乳食教室では、5~6ヶ月頃の10倍がゆ1回分の作り方として、米10g、水100gを炊くと書かれていました。
でも、離乳食開始1週目は、10倍がゆ小さじ1から、徐々に増やし、5~7日目には小さじ3になるよう増やしていくといいようですので、単純に7倍したのでは多すぎるように思われました。
そこで、ネットで「10倍がゆ 一週間分」などと検索すると、たくさんレシピが出てきました。
今回は、
米大さじ1に対して、水150mLで炊くレシピ
を参考にさせていただき、作ってみました。
作り方は炊飯器で大人用のお米と一緒に炊くだけなので、簡単でした。
離乳食用のお米大さじ1分だけを洗うのは難しいように思われたので、普段私たちが食べるお米を普通に洗ったあと、そこから大さじ1分を離乳食用にとりわけ、別の耐熱容器に移しました。
耐熱容器を、炊飯器の真ん中に埋め込み、普通に炊飯しました。
大さじ1分のお米の量はとても少なく、ほんのちょびっと容器の底に沈んでいるだけだったので、「これで1週間分になるの?」と思いましたが、炊きあがってみると(見にくいですが)下の写真のようにわっさりと膨らみました。
10倍がゆをすりつぶす
ここからが、いよいよ購入したコンビの離乳食調理セットの出番です。
まず、裏ごし器の上に、炊きあがった10倍がゆをのせてみました。
次に、付属のヘラで裏ごしします。
裏ごしします・・・が、
せまい・・・!!
ここで、「大きいほうが使いやすい」という口コミは正しかったと痛感しました。
しかも、裏を見ると、
ほとんど裏ごし器にくっついてしまい、下に落ちたおかゆはほんのわずかでした。
おかゆを裏ごしするのは難しいと思い、あきらめてすりつぶすことにしました。
すりつぶしはなんとかできましたが、ここでもやはり
という口コミは正しかったのだと痛感しました。
また、離乳食開始1週目の量でなんとかすりつぶせた感じなので、今後量が増えていったら1週間分をまとめてコンビの離乳食調理セットで作るのは、難しくなりそうです。
すりつぶした10倍がゆを冷凍する
すりつぶした10倍がゆを、すぐに食べる1回分と、冷凍用の6回分に分けました。
リッチェルわけわけフリージングブロックトレー25mLのタイプをいただいたのですが、使う前は「初期に25mLって大きいんじゃないの? もっと小さいものでいいのでは?」と思っていました。
ところが、10倍がゆをすりつぶしている間にお湯を足したりしてかさが増してしまい、意外と25mLサイズでぴったりでした。
その後のハプニング
こうして無事に10倍がゆを冷凍することができたので、離乳食1週目は「あとは解凍してあげるだけ♪」と余裕に思っていたのですが、結局ハプニングがあり、週の途中でまた作らないといけないはめになってしまいました。
ハプニング①
リッチェルわけわけフリージングブロックトレーからおかゆを取り出すときに、いきおい余って1ブロック床に落としてしまいました。
はじめて取り出すときはお気をつけください・・・。
ハプニング②
離乳食用の食器として、リッチェルの【トライシリーズND離乳食スタートセット】を購入しました。
新しいバージョンが出ています
その容器のなかに冷凍した10倍がゆのブロックを入れ、フタをしめてレンジで加熱しようと思ったのですが、いったい何分加熱すべきかわからなかったので、とりあえず2分にセットしました。
1分30秒を過ぎた頃、突然何かが破裂するような音がしたのですが、そのまま過熱を続け、2分経ちレンジを開けてみると・・・
なんと容器のフタがはずれ、レンジのなか全体におかゆが散乱していました・・・!!
加熱しすぎだったようです。その次からは慎重に、30秒ずつ加熱するようにしたところ、少しだけ水を入れてから「500W」で「1分」が加熱時間としてちょうどいいことがわかりました。
こうして無事に解凍できた10倍がゆをクールシートで冷まし、やっと子供にあげることができました。渋い顔になってしまいほとんど垂れ流し状態でしたが、とりあえず離乳食を始めることができたので、ほっとしています。
このように、いろいろと苦労した1週目の10倍がゆづくりでした。
今後、野菜、たんぱく質と離乳食がステップアップしていくにつれてまた気持ちが変わるかもしれませんが、とりあえず10倍がゆを作ってみた感じでは、口コミのとおり、
- 離乳食調理セットを買うならなるべく大きいもののほうが使いやすい
- できれば離乳食用ではなく、普通の調理器具単品をそろえたほうが使いやすい
ということが実感できました。
でも、コンビの離乳食調理セットは見た目はとてもかわいくて、収納性はいいので、今後役に立ってくれることを期待します(もしかしたら私が不器用で使いこなせていないだけかもしれません)。
ちなみに、「大きくて使いやすい」と口コミで評判のよかった、エジソンの調理セットはこちらです。
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