出産は何かとお金がかかりますよね。
とくに帝王切開の場合、入院日数が長くなりますので、お金の心配はより大きくなるのではないでしょうか。
私の場合、逆子のため予め帝王切開になることがわかっており、出産前から「いったいいくら用意したらいいの?」と不安でしたが、実際には、
- 出産育児一時金
- 医療保険からおりた保険金
- 高額療養費による払い戻し
のおかげで、黒字とまではいかないまでも、自己負担は数万円で済みました。
この記事では、メディケア生命の医療保険「メディフィットA」に加入していた私の体験談として、帝王切開で実際にいくら保険金がおりたのか、内訳などを書いています。
帝王切開による出産費用はいくらかかった?
私の場合ですが、
- 帝王切開による出産
- 9日間入院
- 出血多量のため輸血の処置あり
という条件で、合計約68万円の出産費用がかかりました。
おおまかな内訳として、
分娩にかかわる自費分 | 約52万円 |
食事・生活費 | 約1万円 |
保険適用分(帝王切開など) | 約15万円 |
のようになっていました。
また、出産育児一時金(42万円)の直接支払制度を利用したため、68万円から42万円をひいて、約26万円の現金を産院へ支払うことになりました。
メディケア生命から保険金はいくらおりた?
私の契約内容
メディケア生命の医療保険「医療終身保険(無解約返戻金型)メディフィットA」に加入しています。
私は基本となる医療終身保険に、オプションとして入院一時給付特約と、先進医療特約を追加しました。
- 医療終身保険(無解約返戻金型)手術Ⅱ型:入院給付日額 3,000円
- 入院一時給付特約:入院一時給付金額 60,000円
- 先進医療特約:先進医療一時給付金額 50,000円+先進医療給付金 技術料相当額
30歳のときに加入し、月1,733円の保険料です。
帝王切開による出産でおりた保険金の額
保険金は合計147,000円おりました。
内訳は次のようになっていました。
内訳 | 金額 |
---|---|
疾病入院給付金 | 27,000円(日額3,000円×9日間) |
入院一時給付金 | 60,000円 |
手術給付金 | 60,000円(支払倍率20倍) |
これまで支払ってきた保険料のもとは取れた計算でした。
保険金の申請~振込まで
①書類の請求
保険金を請求するために必要な書類を送ってもらうため、メディケア生命のコールセンターに電話しました。
入院している間に電話をしておくと、その後スムーズでした。
②書類の準備・発送
- 給付金請求書
- 入院中特定手術状況報告書
- 診療明細書の写し or 診断書の写し
上の3つの書類を記入、用意し、保険金を請求します。
書類の名前だけ見ると複雑そうですが、記入内容はとても簡単で、主に次のようなものでした。
給付金請求書 → 名前と振込先金融機関情報
入院中特定手術状況報告書 → 手術名(帝王切開)、手術の初診日、入院期間、手術日、手術をした医療機関名
病院のほうで診断書を書いてもらわないとだめかなと思っていましたが、私の場合、退院するときに産院から領収書と一緒にもらった明細書のコピーで「診療明細書の写し」とすることができました(一応、それで大丈夫なのかコールセンターに確認しました)。
なので、病院のほうで診断書を書いてもらう料金はかかりませんでした。
③振込
必要書類を発送してから一週間ほどで、保険金が振り込まれました。とても迅速な印象でした。
入院中に書類だけ取り寄せておいて、記入・返送などは退院後にゆっくり行なったにもかかわらず、産後1ヶ月頃には振り込まれていたので、出産手当金や育児休業給付金に比べると、比較にならないくらい早かったです。
「保険に入っていてよかった!」と実感
私の夫は保険反対派(必要ないと思っている)なので、医療保険に加入していません。
私だけ加入していた医療保険でさえ、解約するように勧められていました。
ですが、解約前に妊娠がわかり、出産し、しかも帝王切開だったので、保険金が支払われることとなり、保険の恩恵を受けることができました。これを機に、夫も保険の良さを少し見直したようです。
一応、2人目ができたらいいなと考えているので(すでに帝王切開をしているので2人目ができたとしたら帝王切開になる)、少なくともそれまでは解約せずにいようと思います。
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