おもちゃのサブスク型レンタルを3年続けてわかったメリット・デメリット

おもちゃのサブスク型レンタルサービスを1年以上続けてわかったメリット・デメリット

少し前まであまり一般的ではなかったものの、コロナ禍をきっかけに、いっきにメジャーになった印象のおもちゃのサブスク型レンタルサービス(定額制レンタルサービス)。

おもちゃのサブスクとは?

月額料金を支払うことで、子供の成長に合ったおもちゃ・知育玩具が自宅に届き、成長に合わせて一定のサイクルごとに交換するサービスです。

我が家は、子供が1歳・私(母)が育休中のときに利用し始めました。

実際に使ってみると、「もっと早く利用していればよかった!」と思うほど大満足のサービスだったため、この記事ではメリットについて語ってみました。

また、デメリットについても、包み隠さず書いていますので、これからおもちゃのサブスク型レンタルサービスを始めようか迷っている方のご参考になればと思います。

おもちゃのサブスク型レンタルサービスのメリット・デメリットは、次のとおりです。

スクロールできます
メリットデメリット
子供がいても「すっきりした暮らし」ができる

「おうち時間」のネタ切れ時に大助かり

おもちゃを人に選んでもらうことは、想像以上に快適

子供の成長に関して、うれしい発見がある

「買うつもり」のおもちゃをお試しできるので失敗がない

「高くて買えないよねぇ」という有名ブランドの知育玩具もレンタル可能
おもちゃは新品ではない

おもちゃの破損・紛失には注意

それなりのコストがかかる

おもちゃが手元に届く前から費用が発生する場合がある
目次

おもちゃのサブスク型レンタルのメリット

①子供がいても「すっきりした暮らし」ができる

お悩み

子供にはおもちゃで思いっきり遊ばせてあげたいけど、お部屋はすっきりさせておきたいのよね…。

というお悩みを、おもちゃのサブスク型レンタルサービスなら解決してくれるかもしれません。

おもちゃのサブスク型レンタルサービスを1年以上続けてわかったメリット・デメリット

我が家は、およそ1年のあいだにこれだけ(上の写真)のおもちゃをレンタルしました。

これだけのおもちゃを子供に与えることは、金銭的にはもちろん、収納スペース的にも無理でした。

おもちゃのサブスク型レンタルサービスならば、

「買ったけど遊ばなかった」がないので不要なおもちゃが増えない

そのときの子供の成長に合ったおもちゃで遊べる

といったメリットがあります。

子供の年齢を伝えることで、その年齢に合った良質な知育玩具が送られてきて、収納を圧迫することなく、成長に応じて入れ替え可能

子育てをしながら「すっきりした暮らし」を実現することが可能なんです。

実際におもちゃのサブスク型レンタルサービスを利用して一番メリットに感じたのが、「不要なおもちゃが増えない」ことでした。

乳幼児ってとても飽きっぽいですよね。

おにぱん

こちらが良かれと思って与えたおもちゃに見向きもしなかったり、数分で放り出したりしませんか?

万が一飽きたり、あまり遊ばなかったりしたとしても、レンタル期間が終了すれば返却できるので、お部屋がすっきり。

本当に快適です…!

②「おうち時間」のネタ切れ時に大助かり

多くのおもちゃのサブスク型レンタルサービスでは2ヶ月に1回おもちゃを交換するシステムです(一部、毎月交換/半年に1回交換というプランもあり)。

つまり、2ヶ月に1回、新しいおもちゃが届きます

届いたおもちゃは、いっきに出しても、小出しにしてもかまいませんが、我が家は大抵小出しにしていました。

おうちにいるときに、子供が不機嫌で、泣き叫んで、どうしようもなくなったときの保険として、とっておきました…。

育休中「今日は子供と何しよう…?」と、不機嫌な我が子を前に恐怖にも似た気持ちで悩む毎日でしたが、そんなときに必ず子供の興味を惹くであろう「新しいおもちゃ」があることに、どれだけ助けられたことか…。

③おもちゃを人に選んでもらうことは、想像以上に快適

おもちゃを人(しかもおもちゃに詳しいプロ)に選んでもらうことには、

  • プロならではの視点で子供に合ったおもちゃを選んでもらえる
  • 自分でおもちゃを選ぶ手間が省ける

といった2つのメリットがあります。

たとえば、我が家が長くお世話になった【And TOYBOX】では、子供が興味を持っていることなどを担当保育士さんに伝えることで、子供の個性・成長に合ったおもちゃを選んでくれます。

おにぱん

自分ではおそらく気づくこともできなかった、マイナーだけど面白いおもちゃにもたくさん出会えました!

子供が寝たあとにamazonや楽天をさまよい、おもちゃを探す時間と手間が省けたこともよかったです。

おにぱん

働くお母さん・お父さんにとってメリットではないでしょうか。

④子供の成長に関して、うれしい発見がある

先ほども書いたように、多くのおもちゃのサブスク型レンタルサービスでは2ヶ月に1回おもちゃを交換するシステムです。

最初は、

おにぱん

毎月交換したいな~。

と思っていたのですが、実際に利用してみると、意外にもこの2ヶ月に1回交換というサイクルが、ちょうどよいことがわかりました。

というのも、最初はまったく興味を示さなかったり、上手に遊ぶことができなかったりするおもちゃでも、2ヶ月のあいだ家にあると、次第に興味を持ったり、上手に遊ぶことができるようになったりするんです。

つまり、

「もうこんなことができるのね!」

「ついにこんなこともできるようになったのね!」

といううれしい発見が絶えません。

また、おもちゃのサブスク型レンタルサービスによっては、子供の成長・興味・関心をフィードバックして、次回のおもちゃプランに反映してもらうことになるので、自然と子供のことをよく見るようになります

おもちゃというものをとおして、より子供と向き合えるようになるというのも、おもちゃのサブスク型レンタルサービスのメリットのひとつではないでしょうか。

⑤「買うつもり」のおもちゃをお試しできるので失敗がない

私は次のように「購入に向いたおもちゃ」と「レンタルに向いたおもちゃ」があると考えています。

購入に向いたおもちゃ
  • 本当によく遊ぶおもちゃ
  • 幅広い年齢にわたって長く遊べるおもちゃ
  • 布製・お風呂用など衛生面が気になるおもちゃ
レンタルに向いたおもちゃ
  • 遊ぶかどうかわからないおもちゃ
  • すぐに飽きそうなおもちゃ
  • 高級ブランドの知育玩具・おもちゃ

たとえば、「積み木」や「(レールをつなげる系の)電車のおもちゃ」や「(レゴなどの)ブロック」などは、幅広い年齢にわたり長く遊べるので、買ったほうがコスパがいいと思います。

ですが、「積み木」「電車のおもちゃ」「ブロック」といってもさまざまな種類があり、

どのおもちゃが子供に合っているのか? 

また買うべきタイミングは「いま」なのか? 

悩ましいところです。

そこで、試しにレンタルをして、子供に遊ばせてみることで、ドハマりするようであれば買えばいいし、イマイチな反応であるなら買うのはもう少しあとでいいかなと判断することができます。

おもちゃのサブスク型レンタルサービスのなかには、「こういうおもちゃをレンタルしたい!」というリクエスト可のところもあれば、不可のところも。もっとも柔軟にリクエストに対応してもらえるのは、【and TOYBOXです。

買って失敗して家のなかに不要なおもちゃを増やすのではなく、レンタルで子供の反応を見ることができるのは、おもちゃのサブスク型レンタルサービスのうれしいメリットです。

⑥「高くて買えない…」有名ブランドの知育玩具もレンタル可能

良質な知育玩具で遊ばせてあげたいけれど、有名ブランドのおもちゃはどれも高い…! 

しかも遊ぶかどうかわからないなか、購入するのは勇気がいりますよね。

おもちゃのサブスク型レンタルサービス各社でレンタルできる知育玩具ブランドをみると、エデュテ、PLANTOYS、アンビトーイ、BRIO、LEGO、Hape、エドインター、くもん・・・などなど、海外・日本問わず有名どころが勢ぞろい

それらをお手頃価格でたくさんレンタルできるのはうれしいところ。

おもちゃのサブスク型レンタルのデメリット

①おもちゃは新品ではない

おもちゃが新品ではないことは、(神経質気味な私にとっては)気になる点ではありました。

ですが、ふと思ったんです。

  • ところで、子育て支援センターのおもちゃは衛生的だろうか?(アルコール消毒しているところもあれば、していないところもある)
  • そもそも、家にあるおもちゃってきれいだろうか?(アルコール消毒なんて、ごくまれにしかしていない)

一方で、おもちゃのサブスク型レンタルサービスのほうは、次亜塩素酸やアルコールを用いた、徹底した消毒・衛生管理が行なわれています。

おにぱん

家にあるおもちゃよりも、確実に衛生的なのでは…?

と気がついたとき、おもちゃが新品ではないことは、まったく気にならなくなりました。

もし「新品ではない」ことが気になる方は、ブラックライトを用いて「見えない汚れ」まで落とすほど徹底している【キッズ・ラボラトリー】がおすすめです。

またサービスが始まって間もない後発組(【Cha Cha Cha(ちゃちゃちゃ)】【おもちゃのサブスク】あたり)ならば、もしかしたら新品のおもちゃが届くかも…?!です。

②おもちゃの破損・紛失には注意

小さなパーツが含まれていたり、小さなパーツでなくても、どういうわけか行方不明になることがあるので、紛失しないよう注意が必要です。

おにぱん

何度もヒヤヒヤしました…。

ですが、多くのおもちゃのサブスク型レンタルサービスでは「日常使いによる破損は弁償不要」。

それほど神経質にならなくて大丈夫です。

紛失に関しても、割引価格での買取だったり、弁償の上限が定められていたりするので、過度に不安になる必要はありません。

もし心配な方は、【Cha Cha Cha(ちゃちゃちゃ)】では(一部のパーツを)紛失・破損時の弁償は必要なしという、とても太っ腹な対応を取ってくださっているので、安心して子供に思いっきり遊ばせてあげることができます。

一方、【おもちゃのサブスク】では2022年4月、サービス内容に変更があり(「改悪」の印象)、「破損・汚れ・紛失」があった場合、原則「弁償」となりました。サービス内容の変更前はおもちゃのサブスク型レンタルサービスのなかでもコスパが高く、もっともおすすめしたいサービスだったのですが…残念です。

③それなりのコストがかかる

当然といえば当然ですが、おもちゃのサブスク型レンタルサービスを利用するには、月額費用が発生します。

一般的なおもちゃの交換頻度である「2ヶ月」分の料金について、一般的なおもちゃ個数4~6点のプランと、(参考までに)そのほかのプランを各社比較してみました。

スクロールできます
サービス名2ヶ月分の料金(送料込み)
おもちゃ個数4~6個
2ヶ月分の料金(送料込み)
そのほかプラン
And TOYBOX6,556/7,216円~
キッズ・ラボラトリー6,248円10,756円
(おもちゃを毎月交換)
トイサブ!7,348円
ハッピートイ!6,380円~9,240円~
(おもちゃを毎月交換)
3,256円~
(おもちゃを6ヶ月ごとに交換)
Cha Cha Cha7,260円9,900円
(学研ステイフル監修プラン)
8,756円
(特別支援教育プラン)
おもちゃのサブスク7,656円
おにぱん

もっともコストをかけずにおもちゃのサブスク型レンタルサービスを利用するなら、【キッズ・ラボラトリー】の「お試しプラン」がおすすめ。

④おもちゃが手元に届く前から費用が発生する場合がある

おもちゃのサブスク型レンタルサービスを始める流れは、次のとおりです。

  • 会員登録・申し込み
  • おもちゃが届く
  • 次のおもちゃが届く/手元のおもちゃを返却する

各社異なりますが、①~②は通常数日から2週間程度かかります。

ところが、多くの場合①の段階で費用は発生しています。

たとえば4月1日に申し込みをし、実際におもちゃが届いたのは4月7日だったとしても、翌月分の料金は5月1日に課金されることになります。

課金はお申込み日から毎月一ヶ月ごとに行われます。そのためプラン作成や配送にかかる日数の分、おもちゃの交換と課金のタイミングは少しずつずれることになります。

And TOYBOX 公式HPより引用

そのため、リクエストに柔軟に対応していただけることが魅力の【And TOYBOX】では、こちら側も「迅速に返信する」ということが、無駄な料金を発生させないコツです。

さいごに

以上、おもちゃのサブスク型レンタルサービスのメリット・デメリットについてまとめました。

スクロールできます
メリットデメリット
子供がいても「すっきりした暮らし」ができる

「おうち時間」のネタ切れ時に大助かり

おもちゃを人に選んでもらうことは、想像以上に快適

子供の成長に関して、うれしい発見がある

「買うつもり」のおもちゃをお試しできるので失敗がない

「高くて買えないよねぇ」という有名ブランドの知育玩具もレンタル可能
おもちゃは新品ではない

おもちゃの破損・紛失には注意

それなりのコストがかかる

おもちゃが手元に届く前から費用が発生する場合がある

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この記事を書いた人

大福のような女の子(5歳・ASD)と男の子(2歳)を育てている30代薬剤師ママです。前職は「本が好き」という理由から、小さな出版社で編集者をしていました。子供も親も、なるべく笑顔でいられるような子育てを心掛けています。

手作りおもちゃ/知育玩具レンタル/ディズニー英語システム(DWE)/乳幼児の安全対策/賃貸暮らしを快適にするアイデアなどについて発信中です。

どなたかのお役に立てましたらうれしいです。

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