子供が保育園・幼稚園に入り、集団生活が始まると、
感染症とおともだち
といってもいいくらい、風邪をはじめとした感染症をもらってきますよね。
風邪などの症状があって保育園・幼稚園をお休みしないといけないとき、悩ましいのが
おうちのなかで、何をして過ごそうかしら…?
ということではないでしょうか。
自分からやりたいことを見つけて、好きに遊べるタイプのお子さんならいいですが、我が家の娘はわりとかまってちゃん…。
娘が大騒ぎしているときは、何かに夢中になるようなきっかけを与えてあげないと(私が)大変です。
なので、一日中おうちのなかで過ごす予定の日は、遊びのテーマをいくつか用意しておくようにしています。
この記事では、風邪で保育園・幼稚園をお休みするときにおすすめの「おうち遊び」アイデアを、実際に娘のウケがよかったものを中心にご紹介しています。
ご参考になりましたら幸いです。
家にあるもので手軽に楽しめる、おうち遊びレシピ
まずは、「家にあるもの」or「100均などで手軽に手に入るもの」といったアイテムで、お金をかけずに楽しめるおうち遊びをご紹介します。
①お絵描き
- クレヨン
- 絵の具+筆
- スケッチブック
- 模造紙
まずは定番のお絵描きです。
とくに好評なのは、「絵の具」を使ったお絵描きや「壁に貼った模造紙」へのお絵描きでした。
我が家は、娘が3歳を過ぎた頃に「絵の具」を解禁しました。
まだ使い方がよくわかっておらず、パレットはぐちゃぐちゃですが…、
それも含めて楽しいようです。
最初のうちは親サポートが必要ですが、慣れてくると一人でしばらく集中しています。
絵の具に不慣れはうちは、親が絵の具で「枠」を描き、子供になかを塗ってもらう「塗り絵」がおすすめです。
壁に模造紙を貼り、クレヨンやペンでお絵描きする方法もおすすめです。
1歳くらいから楽しめます!
②色水作り
- 食紅
- 透明のコップ
- スプーンや割りばしなど、水を混ぜる道具
中身がよく見えるような透明のコップに水を入れ、そこに食紅で色をつけます。
我が家では「赤」「黄」「青」の3色の食紅を使っています。
単体で使って「赤」「黄」「青」の色水を作るだけでも楽しいですし、
「赤」+「黄」=「オレンジ」
など、それぞれを混ぜて新しい色を作ってみるのもおもしろいです。
③紙を使った工作
- 折り紙
- 紙皿、紙コップ、ティッシュの空き箱などの廃材
- はさみ
- のり
- セロハンテープ
自由に作ってみて! というとまだ難しい年頃かもしれません。
その場合は、今日は何を作ろうか? とテーマを決めて、一緒に工作をしてみると楽しめると思います。
我が家は、あるときは娘が「動物を作りたい!」というので、細長くちぎった折り紙を紙皿に貼りつけて、ライオンを作りました。
またあるときは、細長く切った折り紙で、ひたすら輪っかをつなげていくことにハマっていたので、はらぺこあおむしの頭を付けてみたりもしました。
振り回したり、いろいろなところにぶら下げてみたり、3歳娘は1歳の弟と一緒に盛り上がっていました。
工作で出た折り紙の切りくずなどをビニール袋にまとめて目玉をつければ、魚の完成です!
ぶらげてもいいし、ボール遊びに使ってもいいし、魚釣り遊びにも活用できます。
「大量の牛乳パック」の事前準備は必要ですが、もしご自宅にあるようでしたら牛乳パック椅子作りも面白いです!
④ポンポン作り
- スズランテープ
- はさみ
- ティッシュの空き箱
以前、雨の日に保育園で先生方が遊びに取り入れているのを見て、家庭でもやってみました。
誰もが一度は経験したことのある(?)ポンポン作り。
ティッシュの空き箱などにスズランテープを巻き付けて、結んで切って、端からひたすら割いていく…という作業ですが、子供が夢中になってくれたらけっこうな時間を稼げると思います(笑)。
我が家の娘は残念ながら自分で割くのは「できない!」「お母さんやって!」となってしまいましたが、途中から少しだけ参加。
完成したポンポンをテーブルにぶら下げて、1歳の弟とともに出入りし、秘密基地のようにしていました。
難点はごみが出るところ…。
⑤お菓子作り(クッキー)
- 薄力粉
- 砂糖
- バター
- (あれば)卵
- (あれば)チョコチップ
- (あれば)抜型
そこそこ元気があるときなら、作る~食べるところまで楽しめる、お菓子作りもおすすめです。
とくに、「混ぜる」「型抜き」など、子供が楽しく参加できる工程のある「クッキー作り」がおすすめです。
我が家は子供2人とも卵アレルギーなので、卵なし。「小麦粉」「砂糖」「バター」のみで生地を作ります。
娘は「うさぎ」が好きなので、うさぎの型で作ってみました。
おやつもできて、一石二鳥です♪
手軽にお菓子作りができる、クラシエの知育菓子シリーズもおすすめ
⑥カードゲーム
- 各種カードゲーム
3歳頃からは、簡単なルールなら理解できることも。
そうすると、ルールを理解しないと遊べないような「ゲーム」で楽しめるようになります。
なかでも、カードゲームなら体を大きく動かす必要がないので、普段からいくつか用意しておくと、風邪のときに役立ちます。
我が家が最近購入したカードゲームをいくつかご紹介します。
まずは有名どころ「テディ・メモリー」。くまさんの形をした神経衰弱です。対象年齢2歳~。
神経衰弱系のカードはほかにもたくさんあります。乗り物好きにはこちらがおすすめ。
こちらは「きんぎょがにげた」で有名な五味太郎さんのしりとりカード。対象年齢3歳~。
動物のイラストを、しりとりのように順番になるよう並べる遊びです。
追記ですが、↑娘4歳頃にとくに夢中になっていました。
100均のかるたなども、おすすめです。
大人としては大人数でやったほうが楽しいのでは? と思ってしまいますが、大人が読み上げて子供一人がとるだけでも楽しめます。
⑦パズル
- 各種パズル
幼い頃は自分でできないと癇癪を起していたパズル。
保育園でもお友達とパズルをすることが多くなり、年少~年中頃から家でも集中して取り組めるようになってきました。
子供がパズルに集中してくれると、親としてはとても楽です!
我が家の場合は、年少の頃は30ピース前後のパズルを、年中では60~70ピースのパズルに取り組んでいました。
その時々の子供の興味(娘の場合はアンパンマンやトーマスや恐竜←現在ドはまり中)に合わせて、いくつかパズルを常備しておくと、いざというときに役立ちます。
パズル収納は100均のファスナーケースを利用しています
⑧文字の練習
- 各種ワークやプリント
娘の場合、年中頃から文字を書くことに興味が出てきました。
周囲の先輩ママからは、
小学校に入るまでにひらがなの書き、書き順、鉛筆の扱いはマスターしておいたほうがいい
というアドバイスをいただいたので、最近は娘が風邪で保育園をお休みするときは、これがチャンスとばかりにワークに取り組む時間を設けています。
100均にもひらがなやアルファベット、数字系のワークはたくさん売られているので、いくつか常備しておくといいかもしれません。
⑨ビーズ
- 各種ビーズ
娘がはまっているのは「アクアビーズ」という水でくっつくタイプのビーズです。似たものでアイロンビーズなどもありますよね。
娘が自分で簡単な作品を作ることもありますが(娘はじめての作品は「しらす」でした)、大抵は娘のリクエストにより私が作品を作ることが多いです。
最近は恐竜ブームが続いているので、図鑑を見ながら恐竜を再現しています。
▲上がレッセムサウルス、下がマイアサウラの赤ちゃん
ビーズやワークやパズルをするには、キッズデスク的存在があると便利です
お金をかけるなら…我が家で利用しているおすすめサービス
以上、一部例外もありますが、お金をかけずに(ほぼ)家にあるもので楽しめる「おうち遊び」アイデアをご紹介しました。
さいごに、我が家で利用している有料サービスのうち、子供が風邪をひいて保育園がお休みになってしまったときに重宝したものをご紹介します。
おもちゃのサブスク型レンタル
娘が1歳を過ぎた頃~3歳頃まで続けていたおもちゃのサブスク型レンタルサービス。
これは、
月額料金を支払うことで、子供の成長に合ったおもちゃ・知育玩具が自宅に届き、成長に合わせて一定のサイクルごとに交換するサービス
のことです。
いくつかの会社が同様のサービスを行なっていますが、おおよそ月額3,000~4,000円を支払うことで、おもちゃが6個前後届き、2ヶ月ごとに交換するのが一般的です。
届いたおもちゃのうち一部を隠しておき、風邪で保育園をお休みしたときに出してあげると、不機嫌だったのが一転笑顔に…! という魔法のアイテムになるかもしれません。
動画配信サービス
我が家ではU-NEXTというサービスを、かれこれ5年以上利用しています。
もともとは、子供が寝たあとの、大人だけの楽しみとして利用していた動画配信サービスですが、子供が楽しめる動画も豊富です。
娘が恐竜にはまったのも、U-NEXTでアンディの「大恐竜時代へGo!」を見たことがきっかけでした。
毎回録画して、ためておく…という努力をしなくても、
- アンパンマン
- おかあさんといっしょ(のコンサートや映画)
- いないいないばあっ!(の特別編?)
- きかんしゃトーマス
などがいつでも見放題♪
子供が3歳くらいになると、一緒に映画も楽しめるかもしれません。
最近娘がはまっているのは「SING」で、(何度か見ましたが)大人が見ても毎回楽しめます。
個人的な話ですが…、
我が家では家族4人で感染性胃腸炎になったことがあります。
子供は一日吐き続けて翌日から元気になったものの、大人は39℃の熱を出し、翌日以降もダウン…。
そんなとき、午前中は「SING」を見て、午後はお昼寝という省エネな過ごし方ができ、本当にU-NEXT様様でした…!!
ディズニー英語システム
娘が生まれて申し込みをした幼児英語教育教材です。
当初はあまりの高額さに
詐欺では?!
とさえ思ったディズニー英語システムですが…、
(発音が劇的に良いとは感じないものの…)自然と英語のフレーズが身についていたりするので、やってよかったと思っています。
おうち時間にとくに活躍してくれるのが、「Let’s play」という教材です。
これは、その名のとおり、英語の動画を見ながら一緒に何かをしたり、何かを作ったりして遊ぶという内容です。
上でご紹介した「絵の具」や「色水」といった遊びも、「Let’s play」がきっかけでした。
英語の動画に出てくる「絵の具」や「食紅」、そのほか工作や遊びに必要なアイテムがすべてセットになっているので、用意する煩雑さもありません。
さいごに
この記事では、娘年中、息子1~2歳頃の様子をおもに書きましたが、現在は娘5歳、息子3歳になりました。
娘も成長したことで、親が何をして過ごそうか? と頭を悩ませなくても、お絵描きや塗り絵やパズルをして、平和に過ごせるようになりました。
一方で息子のほうは、3歳よりも幼い頃から、家になるおもちゃ(プラレールやブロックやパズルなど)で一緒に遊ぶだけで、平和に過ごせていました。こちらから提案しなくても自分で遊び始めるので、親は寄り添うだけでOKでした。
その経験から、子供との過ごし方にかかる親の労力は、子供のタイプ次第なのだな…としみじみ思いました。
この記事が同じお悩みを持つ方の少しでもお役に立てましたら幸いです。
あまりに風邪ばかりひいている子供たちのために、腸活を始めました
子育て中の方みんなにおすすめしたい
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