ちょうど1年ほど前、娘の2歳の誕生日(1月生まれ)とクリスマスのプレゼントを選んでいました。
当時1歳だった娘は、言葉をポツポツと話し始めてはいたものの、「プレゼント何がいい?」と聞いて答えてくれるわけではないので、親目線で選ぶことに。
夫と相談し、決まったプレゼントはこちら。
- 誕生日▶英語でダンスをするDVD
- クリスマス▶図鑑
親の趣味や希望が全面的に出てしまいました(笑)。
クリスマスの日、プレゼントをあけるときの反応を見たくて、ビデオをまわしながら開封の儀を行なったのですが…。
娘:・・・(無反応)。
あのとき、私たち夫婦の心に浮かんだ「失敗した」という気持ちは、いまだに忘れることができません。
その後、娘の成長を見守るなかで、2歳のプレゼントにはこれを選んでいたらもっと喜んだに違いない!! と感じたおもちゃなどをご紹介したいと思います。
2歳の1年間で、子供はこんなことができるようになる
もうじき3歳になる娘の、1年間の成長を振り返ると目覚ましく、次のようなことができるようになりました。
- おしゃべりが上手になる、語彙がどんどん増えていく
- 数字を10まで数えられるようになる
- 歌を歌えるようになる
- 手先が器用になる(ボタン、ジッパーを扱えるように)
- ごっこ遊びが高度になる(再現度が高くなる)
- 小さい子への思いやりが芽生える
- 活動量が増える(走る・ジャンプする・遊具で遊ぶ)
保育園に通い始めたことで、できるようになったこともたくさんあります。
もちろん、子供の成長には個人差があるので、ご参考までに。
もっともっといろいろなことができる子もいれば、周りの子はできているのにうちの子はまだできない…とマイペースな成長に焦ってしまうこともあるかと思います。
娘はオムツがまだ取れていないし、フォーク・スプーンは使えるのに自分で食べる「やる気」がありません(笑)…。
ちなみに、興味・関心はこんな感じです。
- 好きなキャラクター:アンパンマン、ディズニー、ハローキティ、トーマス、ピカチュウ、ミッフィー
- 好きな遊び:ブロック、ままごと、人形のお世話、並べる、色分けする
- 好きなもの:乗り物(電車、バス、飛行機、ヘリコプター)、色、石ころ
- 嫌いなもの:虫、ほこり
私が、娘の2歳の誕生日やクリスマスのプレゼントに選んだらよかった、と後悔したのは、上にあげたような子供の興味・関心に寄り添い、遊びながら成長をサポートしてくれるようなおもちゃです。
言葉の発達をサポートするおもちゃ
2歳は言葉をどんどん吸収し、発語が増えていく魔法のような時期。
娘は保育園で覚えてきた歌をよく歌っています。
本当に、一日中、何かをしゃべったり、歌ったりし、うるさいほど…。0歳の頃に「喃語を全然話さないけど大丈夫かしら…」と心配したのが嘘のようです。
①図鑑
図鑑というのは、私たち夫婦が娘の(もうすぐ2歳になるという時期の)クリスマスプレゼントとして選んだアイテムでもあります。
まず、失敗例がこちら。
ポプラディア大図鑑WONDAの「動物」「昆虫」をプレゼントしました。
図鑑自体はとてもいいものなんです。ですが…、対象年齢は小学生向け。
早すぎました(笑)。せめてDVD付きのタイプにしていたら食いつきが違ったのかな?とも思います。
もちろん、楽しめる子もいると思いますが、やはりはじめての図鑑としては、幼児向けのものを選ぶべきだと反省しました。
読み聞かせをするのにシンプルな紙の図鑑もいいですが、ペンでタッチして音の出るタイプのほうが、子供の食いつきは断然いいです。
ペンの使い方さえマスターできたら、一人遊びにも役立ちます♪
②音の出る絵本
0歳の頃から大活躍だった「音の出る絵本」。
我が家は0歳のときにこちら(↑)を買い、2歳になったいまでも大活躍。ボロボロになるまで使い倒しています(笑)。
上のような「歌」メインの「音の出る絵本」もいいのですが、2歳のプレゼントとしておすすめなのは「歌」+αで遊べる「手遊び絵本」や「ピアノ絵本」。
2歳は手遊びを覚え、自分でやってみることが楽しい時期。
親は意外と手遊びを知らないことが多いと思いますが、こちらの絵本ならやり方が載っているので、子供と一緒に遊ぶことができます。
こちらは鍵盤が光ることで、楽譜を読めなくても「弾けちゃう」絵本です。
2歳の娘は、周りの大人のやっていることが気になって、マネしたくて仕方ない様子。
保育園の先生の弾くピアノも気になって、自分で弾いてみたいといいます。
河合楽器のピアノおもちゃも素敵ですが、まだちょっと早いので、「ピアノ絵本」をあげたところ、大受けでした。
河合楽器のピアノおもちゃは対象年齢3歳~ですが、口コミをみると皆さん0歳や1歳の子のプレゼントにしているようで、びっくり…! お子さんの反応を見たい場合はレンタルもおすすめです。
指先の発達をサポートするおもちゃ
2歳の娘は、ブロックを上手にはめることができるようになったり、10数個の積み木を積めるようになったり、ボタンのはめはずしができるようになったり、細かいパーツを立てて並べられるようになったり、いつのまにか指先が器用になっていました。
①ブロック
娘が2歳になったばかりの頃に、おうち時間を持て余して購入したのが「レゴデュプロ」緑のコンテナです。本当によく遊んだので、これをプレゼントにすればよかったなと思いました。
ミニーちゃんが大好きなので、こういうの(↓)にすべきか迷いましたが、
人形が付いているタイプだと、お気に入りの人形だけ持ち歩いて、肝心なブロック遊びはしないだろうと予想できたので、人形などのアイテム系と、普通の四角いブロックがどちらも入っていて、ブロック数もそこそこ多い「緑のコンテナ」はちょうどよかったです。
2歳になったばかりの頃は、まだはめることが難しい様子でしたが、2歳半になる頃には、自分ではめはずしできるようになっていました。
②積み木
実は、我が家は積み木を持っていません(レンタルはしていました)。
ですが、時々、クレヨンや、おもちゃの木片などをひたすら積み上げているのを見て、買ってあげたらよかったと思っています。
ずっと欲しかったのはこちらの積み木。
きれいな色彩でプレゼントにおすすめです!
我が家はちょっと高いのでタイミングを見計らっているうちに、買いどきを逃した感があります…。
下の子と一緒に遊べるように、こちらの(ややお手頃価格の)積み木を買ってあげようかと検討中です。
③紐とおし
指先の訓練に良い、おまけに子供が夢中になると評判の「紐とおし」。
娘は癇癪持ちなので、
「紐とおし」、うまくいかなくて、絶対激怒するよね…。
と思っているうちに、買わないまま、いまに至ります。
ですが、もしかすると、すごく夢中になるかもしれない…、どれだけ夢中になるのか見てみたい! という気持ちがあり、試してみたいおもちゃでもあります。
近いうちに買いたいと狙っているのがこちらです。
指先の知育にぴったり! と有名な「ジスター」もおすすめ。
ブロック遊びのほか、紐とおしとして遊べるなど、自由な遊びで想像力が広がります。
娘は色が大好きで、家族のメンバーそれぞれにテーマカラーを決めて(自分:青、母:赤、父:緑、弟:黄色、など)、家族の席におもちゃを色分けして遊ぶことが好きなのですが、そうした色分け遊びにも使えます。
ごっこ遊びをサポートするおもちゃ
2歳になると「ごっこ遊び」が本格化し、「いつのまに見てたの?!」と思うようなところまで再現されるようになります(笑)。
①おままごとキッチン
我が家のおままごとキッチンは、ちょうど2歳になる頃に作った「段ボールキッチン」だったのですが、
あまりによく遊ぶので、ボロボロに。
壊れかけの段ボールキッチンではかわいそうになり(笑)、3歳の誕生日プレゼントとして、ちゃんとしたものを買ってあげようと思っています。
②お世話できる人形
2歳は、保育園で下の子との関わりができたり、(ご家庭によると思いますが)下の子が生まれたりして、自分より小さい子への思いやりの気持ちが芽生え始める年頃ではないかと思います。
娘は、自分より小さい子は「赤ちゃん」という認識です(笑)。
お世話をしてあげることのできるお人形やぬいぐるみをプレゼントすると、普段自分が親からしてもらっているお世話や、親が下の子に対してしているお世話を、人形・ぬいぐるみ相手にしてあげるようになるかもしれません。
お世話できるお人形界では「ぽぽちゃん」と「メルちゃん」が人気。
ですが、子供が大好きな「抱っこ紐」「哺乳瓶」「おむつ」が付いていて、さらにコスパを考えると、次の「ネネちゃん」(メルちゃんの妹)のセットがおすすめです。
ベビーカーもあったら大サービスですね。
③秘密基地
2歳になると、部屋のなかに「自分だけの場所」があることに喜ぶようになります。
1歳の頃に作った段ボールハウスも、2歳になってからのほうが楽しそうに遊ぶようになりました。
室内用キッズテントを買ってあげると、大好きなおもちゃを持ち込んで自分だけの「秘密基地」にするかもしれません。
体を動かすことをサポートするおもちゃ
娘は、赤ちゃんの頃はなかなか動かずに心配しましたが(10ヶ月になるまでズリバイもハイハイもしなかった)、2歳になるといつのまにか走り回り、ジャンプするようになりました。
有り余るエネルギーを持て余すかのように、家にいるときでも常に動き回っています(笑)。
①室内用ジャングルジム・滑り台
我が家はコロナ禍をきっかけに、娘が1歳を過ぎた頃に室内用ジャングルジムを買いました。
ですが、娘の遊ぶ様子を見ていると、1歳のうちはあまり使いこなせていなかったので、2歳になってからでよかったかな~と感じます。
ちょうど、園庭解放や公園の遊具で上手に遊べるようになったのが2歳を過ぎた頃。
自分で滑り台をマスターしたときにはうれしくて、室内用ジャングルジムに付いた滑り台を、何十回も滑っていました。
園庭解放で出会ったお姉さんの影響で、後ろ向きで滑ったり、頭から滑ったり、滑り方のバリエーションも豊かになりました(笑)。
親目線では「ブランコ」のウケが一番いいかなと予想していましたが、2歳半を過ぎた頃から大好きな遊びは「鉄棒」でした。なので、ジャングルジム+滑り台+ブランコ+鉄棒と、4パターンの遊び方のできるタイプがおすすめです。
②ストライダー・三輪車
2歳半を過ぎた頃、娘から三輪車をリクエストされるようになりました。
賃貸暮らしなこともあり、購入したのはデザインと、コンパクトに折りたたみができる機能性を気に入ったこちらの三輪車。
3歳頃から一人でこげる目安となっていましたが、2歳10ヶ月となるいまでも、ペダルに足が届きません(笑)。ですが、補助が付いているので、お散歩のときなどに活躍しています。
保育園では3歳近い子供たちが、自分でペダルをこいで三輪車に乗っています。
また、周りのお母さんたちの話を聞くと、三輪車よりも人気なのが「ストライダー」。
とくに男の子に大人気!
おそらく、自分からぐいぐい進んでいく活動的な男の子にはおすすめですが、娘のように親の傍から離れない子には、ストライダーよりも補助付き三輪車のほうがいいのではないかと思います。
③バルーン遊具
室内でぴょんぴょんと跳びはねて遊ぶことができるバランス遊具。有名どころはロディやブルーナボンボンでしょうか。
対象年齢3歳~ですが、存在自体がかわいいし、またがるだけでも楽しいので、2歳頃から楽しめるのではないかと思います。
ピカチュウもかわいいですね…!!
余談ですが、保育園では指で作るキツネを「ピカチュウ」と教えてもらうようで、娘はピカチュウが大好きです。
ちなみに、「トランポリン」をご紹介しようか悩みましたが、あまり小さなうちから使用すると脳にダメージが…といった記事をよんだことがあり、心配なので2歳用のプレゼントとしてはオススメはしません。
自分用にはほしいですし、ベッドで跳びはねているので関係ないかもしれませんが…。
番外編:乗り物おもちゃ
体を動かすことをサポートするおもちゃ…ではありませんが、無限の体力を持つ2歳児を相手に、お外で遊べない日に、おうちのなかでずっと相手をするのは大変!
そんなときに、乗せておくだけで一定時間を稼ぐことのできる「乗り物おもちゃ」は、子供が喜ぶだけでなく、親としても助かる優れものです。
親が押してあげる必要がないのはうれしい!
さいごに:失敗しないプレゼント選びを応援しています!
我が家の失敗例や、娘の成長過程をご紹介することで、2歳のお子さまの誕生日やクリスマスプレゼント選びのご参考になりましたら幸いです。
この年齢にはこの知育を…など考えると、ついあれもこれもとなってしまいます。手作りおもちゃを取り入れつつ、節約するのもおすすめです。
また、おもちゃ選びに失敗したくないという方は、おもちゃのサブスク型レンタルサービスもおすすめです。
我が家は娘が1歳の頃から愛用しています。
一度に4~6個程度のおもちゃが届き、2ヶ月サイクルで交換するのが一般的なプラン。気に入ったおもちゃがあれば割引価格で買取もできるのでお得です。お誕生日やクリスマスのプレゼントにもいかがでしょうか。
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