今回は、粉ミルクの空き缶を使って、赤ちゃん用おもちゃ【ミッフィーのりんりん太鼓】を作ってみました。
空き缶のなかに鈴を入れることで、叩いたり転がしたりすると、りんりんと鈴の音が鳴ります。また、しかけとして、ファスナーと、面ファスナーで取り外しができる「にんじん」をつけました。
今回はちょっと失敗してしまいました。
材料
- 粉ミルクの空き缶(今回は「すこやかM1」の空き缶を使いました)
- フェルト(今回は、白…ミッフィーの顔、黒…ミッフィーの目、花柄ブルー…側面、オレンジ…底面&にんじん、黄緑…にんじんの葉、を使いました)
- 面ファスナー
- ファスナー
- 手芸わた
- 鈴
※強力両面テープは当初使う予定で写真に撮りましたが、結局使いませんでした。
道具
- 裁縫セット
- 紙
- ペン
- ハサミ
10年以上お裁縫をしていなかったので、今回改めて裁縫セットを購入しました。
作り方
いろいろと失敗しましたが、失敗しても、縫い目が粗くても、それなりのものができます。
①ミルクの空き缶に合わせてフェルトをカットする
まず、太鼓本体を作成します。
「すこやかM1」の空き缶を使用したところ、缶の周囲約41センチ、高さ約18センチだったので、缶に巻き付けるブルーのフェルトは横43センチ(縫い代含む)、縦18.5センチくらいにカットしました。
フェルトは伸びるので、多少誤差があってもなんとかなると思います。
②上面のフェルトにミッフィーの顔を縫い付ける
目は黒いフェルトを楕円形にカットしたものを縫い付けました。ボンドでもいいかなと思っていましたが、子供は手加減なくいろいろなものをいじるので、念のため縫い付けることにしました。
口は2本組にした黒糸で何往復か縫って、×にしました。
③側面のフェルトにファスナー、面ファスナー(固いほう)を縫い付ける
今回、ファスナー、面ファスナーをつけることをすっかり忘れて、ブルーのフェルトを筒状に縫い、底面のフェルトを縫い付けたあとに気がついたので、あとから縫い付けることに苦労しました。
こちらもボンドや両面テープでもいいかなと思いましたが、念のため縫い付けることにしました。
④ミルク缶を覆うように、側面、底面のフェルトを縫い付ける
側面のフェルトを上のように塗ってから裏返し、底面のフェルトを縫い付けます。
⑤ミルク缶のなかに鈴を入れる
ビーズとか、お米とか、ビー玉とか、ほかのものを入れても面白いと思います。
⑥蓋をして、上面のフェルト(ミッフィーの顔)を縫い付ける
ミッフィーの顔を縫うとき、手術をしているような気持ちになりました。
⑦にんじん用のフェルトをカットする
左右対称にしたかったので、 メモ帳を半分に折り曲げて切ったもので型紙を作り、
フェルトに型どりをしてからカットしました。
葉っぱ用のフェルトも適当にカットします。
⑧にんじん用のフェルトに面ファスナー(ふわふわのほう)を縫い付ける
またしても、私は面ファスナーをつけることを忘れてにんじんを完成させてしまったので、にんじんは2本できました。
にんじんは子供が口に入れると思われたので、面ファスナーのふわふわしているほうを、にんじん側につけました。
⑨にんじんを縫って、綿をつめる
綿とともに、おしりふきの袋も入れてみました。若干、かしゃかしゃ音がします。
⑩完成
※ミッフィーのぬいぐるみは市販品です。
子供の反応
思ったとおり、ファスナーに興味を示し、まっさきに触っていました。ですが、まだファスナーを引っ張ることはわからないようで、開閉はできません。
フェルトの手触りも新鮮だったようで、指先で引っかいたりしていました。すでにミッフィーの顔が毛羽立っています。
今回失敗だったなと思ったのは、面ファスナーが意外と強力だったことです。
むしろ、面ファスナーをつけていない、にんじんのただのフェルト部分さえくっつくので、にんじん側には面ファスナーをつけなくてもよかったかもしれません。
また、力強く引っ張るために、ブルーのフェルトにつけた面ファスナーのほうがはずれそうになっています。もういっそのこと、面ファスナーをはずしてしまおうかと思っています。
ミルク缶で作った太鼓は、手触りや音がとても楽しいおもちゃなので、色ちがいやほかのキャラクター・中身でも作ってみたいと思います。
たくさん作って、もう少し大きくなったときに積み上げてあそべるようにしても面白いかなと計画中です。
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