3月のはじめくらいから、コロナの影響で、いつも通っていた子育て支援センターが閉鎖してしまいました。
それからというもの、娘が家で過ごす時間が楽しいものになるよう、リビングのアドベンチャー化計画を少しづつ進めてきました。
娘の反応が不発に終わるものも多々ありましたが、「段ボールハウス」はなかなか好評だったので、この記事では「段ボールハウス」の作り方とポイントについてまとめました。
メイン材料は段ボール。
ちょうどいいサイズの段ボールが手に入らなくて、制作期間は1ヶ月くらいになってしまいましたが、実際に作業していたのは3時間くらいだと思います。
あわせて読みたい
材料
- 段ボール
- リメイクシート(壁と屋根)
- フェルト(ドア)
- ビニールテープ(窓枠)
- ガムテープ
- 割りばしなど(面を平らにする骨として使用)
- 紐など(ドアの取っ手 ペットボトルのフタなどでもOK)
段ボールは、amazonの定期便で購入している「メリーズパンツLサイズ」2パック入りの段ボールを、家の壁部分に2箱、屋根部分に1箱、合計3箱使いました。
リメイクシートは、100均のセリアで購入しました。(メリーズパンツLサイズの段ボールを使用した場合)家の壁部分に6ロール、屋根部分に2ロール使いました。
段ボールハウスの材料費は、リメイクシート代「800円」だけでした。
ほかは家にあるものを利用しました。
道具
- ハサミ
- カッター
- 定規・メジャー・マジック(段ボールをカットする目印をつけるとき用)
- 目打ち(ドアに取っ手をつけるとき用)
- ボンド or 布用強力両面テープ(ドアにフェルトを貼る用)
ボンド or 布用強力両面テープは、ドアにフェルトを固定するために使います。
どちらかというと、乾かす手間と時間がかからないので、ボンドよりも布用強力両面テープのほうがおすすめです。
100均にもありましたよ!
作り方
壁の土台を作る
段ボール2箱を開き、それぞれをガムテープで連結させ、大きな筒状にします。
大きな筒状となった段ボールに、リメイクシートを貼ります。
向かい合う2面の上側を、屋根の勾配を考えて、カットします。
下の写真のような状態になります。
屋根の土台を作る
段ボール1箱を開き、平らにします。
開いた中央のラインに、リメイクシートの長辺を合わせるようにして、リメイクシートを貼ります。
窓を作る
カッターを用いて、お好みの窓の形に、壁の段ボールをカットします。
見た目をよくするためと、段ボールの切断面で怪我してしまうのを防ぐために、ビニールテープを貼り、窓枠とします。
カーテンをつけてあげると、いないいないばあ、などで遊べていいと思います!
ドアを作る
カッターを用いて、お好みのドアの形に、壁の段ボールをカットします。
いったん、ドアとなる段ボールを完全に切り離してから、ガムテープで再び貼りつけたほうが、ドアの開閉がスムーズになります。
切り離したドア部分の段ボールに、布用強力両面テープ(またはボンド)を用いてフェルトを貼ります。フェルトを貼ったドアを、ガムテープで壁に取り付けます。
目打ちを用いて、フェルトの上から穴をあけ、取っ手となる紐をとおします。
こんな感じになります。
ドアに子供の名前を入れてあげてもかわいいと思います!
ちなみに、はじめは、四角いドアにしたのですが、娘が出入りしにくそうだったので、上部を円形にしました。
我が家にはコンパスがありません。代わりに、糸を結び付けたマジックを作り、糸の端を(下の写真のドア上の辺)中央に切込みなどを入れることで固定し、半円を描くようにしたところ、きれいなドアの形に仕上がりました。
煙突を作る
お好みで、煙突を作ります。
余った段ボールを筒状に組み立て、リメイクシートを貼り、屋根の勾配に合わせて下をカットし、ガムテープなどで屋根に固定します。
面を平らにするために、骨を入れる
このままだと、段ボールの折り目部分がグラグラしてしまい、きれいな家の形になりません。
そこで、平らにしたい部分に割りばしなどを当て、上からガムテープで固定してあげると、平らになります。
壁に屋根をのせて、完成!
壁に屋根をのせたら完成です。屋根をのせると、少しなかが暗くなるので、我が家では屋根なしであそぶことが多いです。
子供の反応
段ボールハウスが完成したので、遊び方と娘の反応をご紹介したいと思います。
①作成過程を楽しむ
おもちゃを手作りするときはいつもそうなのですが、娘は完成品よりも(今回は完成品もしっかり楽しんでいました!)、作成過程を楽しんでいるようです。
床に置いた段ボールのトンネルを、ハイハイで何度も往復したり、
作業しているモノの上に座ってみたり、
とりあえずカットしてみたドアのなかに入ってみたり、
はじめて見るものがたくさんあって、とにかく楽しそうにしていました。
②窓からのぞいて、入れて、出して、楽しむ
窓をテレビのほうに向けると、そこからテレビを見ていました。
また、おもちゃを窓から段ボールハウスのなかに入れてみたり、入れたおもちゃを窓から出してみたりして、遊んでいました。
③「おじゃましまーす」ごっこを楽しむ
窓やドアからぬいぐるみの顔をのぞかせて、
「トントントン(ノックの音)、入ってもいいですか?」
「おじゃましまーす!」
と声をかけて遊びました。
すると、入った瞬間、窓から放り出されてしまいます。
このやりとりを、娘は楽しんでいました。
このように、娘の反応はなかなかいいものでした。
ちなみに、屋根は固定していないので、簡単にたためます。お片付けも簡単です。
作ってみた感想としては、一番のハードルはリメイクシートを貼るところでした。見た目にこだわらなければ、リメイクシートなしでも、素朴なものが作れると思います。
逆に、波に乗るとどんどん凝りたくなってしまいます。今回はやめましたが、窓にセロファンを貼って、ステンドグラス風にしたものも、今度作ってみたいです。
よかったら、ぜひ作ってみてください!
もし、段ボールハウスで遊びたいけど、作るのが手間という方は、市販もされているので、チェックしてみてくださいね。
コメント