(個人差はありますが)多くの赤ちゃんは生後5~6ヶ月前後で、寝返りをするようになるといわれています。
赤ちゃんに動きが出てくると、ベビーベッドやハイローチェアやバウンサーでは窮屈に感じてきますよね。
リビングに赤ちゃん用マットを敷いて、キッズスペースを作ってあげようかしら…?
と悩み始めるのも、多くはこの「赤ちゃんが寝返りしそう」なタイミングではないでしょうか。
我が家の第1子である娘は、寝返りをしたのは生後7ヶ月の頃でしたが、生後5ヶ月頃から動きが出てくるようになり、日中のリビングでの居場所として【Caraz(カラズ)】のプレイマット(ベビーマット)を用意しました。
第2子である息子も、同じマットで過ごしました。
この記事では、私が赤ちゃんのリビングでの居場所として【Caraz(カラズ)】のプレイマット(ベビーマット)とそれ以外に検討した各種マットについて、メリット・デメリットを含め、比較・ご紹介しています。
赤ちゃん用マット選びのご参考になりましたら幸いです!
赤ちゃん用キッズスペースにマットを敷くメリット
リビングにおける日中の赤ちゃんの居場所として、マットを用意するメリットには次の4点があります。
- 赤ちゃんが快適に過ごせる
- 赤ちゃんが安全に過ごせる
- 床を守ることができる
- 防音対策になる
それぞれ詳しくみていきましょう!
①リビングに赤ちゃん用マットを敷くことで…「赤ちゃんが快適に過ごせる」
ある程度動くようになった赤ちゃんが、リビングで過ごす場所といえば、「床」ですよね。
畳や、特殊なやわらかい床なら話は別ですが、一般的なフローリングに直にゴロゴロすると、硬いし、冬は冷たいし、快適とはいえません。
マット1枚敷いてあげることで、気持ちよくゴロゴロできるし、そうして遊んでいるうちに寝返りできるようになるかもしれません。
赤ちゃんはもちろんですが、幼児になって何かをして遊ぶときに、床に直接座るよりも、マットに座ったほうが快適に過ごせます。大人もマットがあったほうが快適にゴロゴロできます(笑)。
②リビングに赤ちゃん用マットを敷くことで…「赤ちゃんが安全に過ごせる」
寝返りできるようになった赤ちゃんは、徐々におすわり、ずりばい、ハイハイ、たっち、伝い歩き…と運動能力を発達させていきますよね。
それはすばらしいことですが、運動が激しくなるほど、転んだときのダメージも激しくなり、親としては心配が尽きません。
我が家の場合は、赤ちゃんが転倒したときのダメージが和らげばと、頭ごっつん防止ヘルメットや
リュックの形になったヘッドガードを購入しましたが、
いずれも赤ちゃんが嫌がってしまい役に立ちませんでした。
「写真を撮ったときにかわいい」メリットはありましたが…。
結局、一番役に立ったのは赤ちゃん用マットでした。
③リビングに赤ちゃん用マットを敷くことで…「床を守ることができる」
赤ちゃんはときにおもちゃを乱暴に扱います。
また、ダメといってもわかってくれない時期でもあります。
我が家の子供たちは、ふと目を離した隙におままごと用のフライパン(100均で買った本物のミニフライパンなので、普通に硬い)を床に打ち付けていたことがあって、見事傷がついてしまいました…。
マットを敷いておくことで、そんな赤ちゃんの不意の攻撃から床を守ることができます。
我が家の場合は、リビングのかぎられたキッズスペースにしかマットを敷いていませんが、お友達のおうちに遊びにいくと、リビングの床全体にジョイントマットが敷き詰められていて驚きました。
掃除が大変だろうに、マメだな~。本当に赤ちゃんの安全を考えているんだなぁ。
と感心してしまいましたが、もしかしたら新築のおうちの床を守るためでもあったのかなと後になって思いました。
④リビングに赤ちゃん用マットを敷くことで…「防音対策になる」
乳幼児はおもちゃの遊び方がときに激しいですよね。
高く積み重ねた積み木を崩したり、ブロックをじゃらじゃらと出したり…。
我が家は賃貸暮らしなので、音には気を使っていますが、積み木やブロックで激しく遊んでもマットの上だとそれほど音が気になりません。
思いっきり遊ばせることができます!
赤ちゃん用キッズスペースにおすすめマットの種類
先にも書いたように、我が家は日中の赤ちゃんのリビングでの居場所として【Caraz(カラズ)】のプレイマット(ベビーマット)を用意しました。
【Caraz(カラズ)】のプレイマット(ベビーマット)は「厚手のプレイマット」という種類になりますが、我が家ではこちらに決める前に、
- プレイマット(厚手)
- プレイマット(薄手)
- ジョイントマット
- リンクマット
- サニーマット
- せんべい座布団
- 置き畳
の7種類で、比較検討しました。
リビングに敷く赤ちゃん用マットを選ぶうえで重視したことは、次の4つです。
- 赤ちゃんが倒れたり転んだりしても痛くない十分な厚みがあるか?
- マット類そのものを掃除しやすいか?
- マット類を移動しやすいか?
- リビングの雰囲気を邪魔しないか?
なかでも重視したのは、赤ちゃんの安全を守るだけの十分な厚みがあるか? ということです。
また、赤ちゃんは吐いたりう〇ちを漏らすこともあるので、マットそのものをきれいに保ちやすいか? ということも考えました。
また、マットそのものを移動して、マット類の下も掃除機をかけることができるか? ということも考えました。
リビングの雰囲気を邪魔しないか? ということも気にしましたが、こちらは「どういったマットを選ぶか?」ではなく「どのデザインを選ぶか?」という問題なので、最後の最後で考えました。
私はそれぞれ次のように評価し、最終的に「プレイマット(厚手)」に決めました。
痛くないか? | 掃除しやすいか? | 移動しやすいか? | 価格帯 | |
---|---|---|---|---|
プレイマット(厚手) | ★★★ | ★★★ | ★★★ | 中~高 |
プレイマット(薄手) | ★ | ★★★ | ★★★ | 低~高 |
ジョイントマット | ★ | ★ | ★ | 低~中 |
リンクマット | ★★★ | ★★ | ★★ | 中 |
サニーマット | ★ | ★★ | ★★★ | 低 |
せんべい座布団 | ★★ | ★ | ★★★ | 中 |
置き畳 | ★★ | ★ | ★★ | 低~高 |
プレイマット(厚手)
メリット | デメリット |
---|---|
クッション性が十分 掃除がしやすい 折りたたんで移動できる | 価格は高め 嵩張るので処分するときに大変 |
我が家が最終的に選ぶことになった「厚手のプレイマット」の一番のメリットは、十分な厚みがあり、赤ちゃんが転倒したときにしっかりと守ってくれるということだと思います。
また、多くの製品で生活防水機能が備わっているので、赤ちゃんのいる生活で起こりがちな「吐き戻し」「う〇ちの背中漏れ、横漏れ」でマットが大惨事になっても、おしりふきやアルコールで拭くことできれいになります。
マットは折りたたむことができるので、隙間ができてしまうのですが、最近では「隙間がない」タイプが発売されました。
隙間にゴミが溜まるストレスがなくなり、より衛生的に保てるようになりました。
デメリットは価格帯が高めなので、リビング全体に敷き詰めるのは大変であること。また、折りたたんでもそれなりに嵩張るので、処分するときに大変ということではないでしょうか。
我が家が購入した【Caraz(カラズ)】のプレイマット(ベビーマット)に関していえば、作りがかなりしっかりしているため、4年以上経過した現在でも問題なく使用できます。
処分するのは、まだまだ先のことになりそうです。
プレイマット(薄手)
メリット | デメリット |
---|---|
価格が安め 掃除がしやすい デザインが豊富 丸めてor折りたたんで移動できる | クッション性が足りない |
厚手のプレイマットに比べて価格はやや抑えられています。
生活防水機能を備えた製品を選べば、掃除しやすいこともメリットです。
厚手のプレイマットと比べたメリットをあげるならば、薄手のプレイマットのほうが「デザインが豊富」なことだと思います。
厚手のプレイマットはモノトーンだったり、パステルカラーだったり、シンプルな製品が多いです。
一方、薄手のプレイマットやかわいらしいイラストだったり、乗り物・電車だったり、子供の好きなものに合わせたキッズスペース作りができることが魅力です。
厚みは1cm前後の製品が多いため、月齢によってはクッション性が十分でないかもしれません。
ジョイントマット
メリット | デメリット |
---|---|
価格が安め 大きさの調整がしやすい 汚れた部分だけ取り換えしやすい デザインが豊富 | クッション性が足りない 隙間が多いので掃除がしにくい 子供がはがして、かじる?(ネットの口コミ情報) 出したりしまったりを頻繁にするのは大変そう |
キッズスペースとして人気のあるジョイントマット。店舗のキッズスペースでもよく見かけます。
メリットは価格が安めであること、敷き詰めたい場所に合わせて自由に大きさを変えられることです。
デザインが豊富であることも魅力です。
防水加工をしているものが多いので、何かをこぼしても拭き掃除をすることはできますが、隙間に入ってしまったら大変です。我が家はその点がデメリットに思えて、導入しませんでした。
上と同じく、厚みは1cm前後の製品が多いため、月齢によってはクッション性が十分でないかもしれません。
歩行が安定し、食べこぼしやお漏らしが少なくなった頃の、幼児のキッズスペース作りにはよさそうですね。
リンクマット
メリット | デメリット |
---|---|
大きさの調整がしやすい クッション性十分 | マジックテープ部分の掃除がしにくそう |
厚手のプレイマット並の4cmの厚みがあり、かつ大きさを調整できることは大きな魅力です。
我が家も結構迷いましたが、リンクマットどうしを連結する部分のマジックテープ部分に、吐きこぼしたものや、う〇ちが入り込んだら、掃除がかなり大変そう…と思い、諦めた経緯があります。
サニーマット
メリット | デメリット |
---|---|
丸洗いできるのである程度衛生的に保てる 写真映えするので、マンスリーフォトなどにおすすめ 小さく丸めて移動できるので、外出時にも活躍 | 単体だと大きさ・クッション性不十分 防水ではないので、嘔吐やう〇ち汚れをきれいにするのは大変 |
布製のサニーマットの一番のメリットは、写真映えすること、ではないでしょうか。
サニーマットの上で写真を撮ると、どんな格好をしていても、大抵かわいく映ります(笑)。
マンスリーフォトにおすすめ!
ですが、キルティング状の布なので、これ単体ではクッション性はほぼないに等しいです。
我が家は、厚手のプレイマットである【Caraz(カラズ)】のプレイマット(ベビーマット)の上にサニーマットを敷いて、赤ちゃんの居場所にしていました。プレイマットの上にそのまま寝転がるよりも寝心地はさらに良くなりました。
ただ、丸洗いできるものの防水加工はないので、頑固な汚れを落とすのは難しいです。
赤ちゃん時代だけの使い捨て!と割り切り、我が家では1歳半頃に処分しました。
せんべい座布団
メリット | デメリット |
---|---|
写真映えするので、マンスリーフォトなどにおすすめ 小さく丸めて移動できるので、外出時にも活躍 | クッション性はあるが、単体だと大きさ不十分 洗濯できないため、衛生的に保つのは難しい 寝返りできるようになると、柔らかすぎて心配? |
サニーマットと違って、こちらはクッション性十分。
フローリングの上にこちらを敷いて寝かせるだけで、心地よりスペースが完成しますが、直径100cmと、赤ちゃんが動くようになったらすぐにはみ出してしまう大きさなので、ねんね期限定の赤ちゃんスペースになると思います。
我が家では実際に使用していないので、推測ではありますが、ふかふか過ぎて寝返りできるようになったときに「窒息の恐れはないか?」と心配でもあります。あと、洗濯できないこともデメリット。
置き畳
メリット | デメリット |
---|---|
子供が使わなくなっても、インテリアとして長く使用できる 寝心地がよさそう | クッション性が足りない(うすい、固い) 掃除がしにくい |
戸建てだと、リビングに併設した和室をキッズスペースとして使用しているおうちもあり、我が家は賃貸暮らしですが、そのようなイメージでキッズスペースを作れるのではと思ったのが「置き畳」に着目したきっかけです。
ふかふかではありませんが、フローリングよりはクッション性があり、寝転んだら気持ちよさそう…と惹かれましたが、実用性という面では掃除しにくいことがデメリットに思え、我が家では導入を見送りました。
さいごに
以上のマット類を検討し、我が家では日中の赤ちゃんのリビングでの居場所として【Caraz(カラズ)】のプレイマット(ベビーマット)を購入。使い続けてもう4年以上経ちました。
赤ちゃん時代だけではなく、保育園児となったいまでも活躍…というより生活空間に溶け込んでいて、なくてはならない存在となっています。
唯一後悔していることといえば、
もっと早くに買っていたら…!
ということです。我が家は第1子が生後半年頃にプレイマットを導入しましたが、もっと月齢が低い頃に買っていたら過ごし方が変わっていたのかもと思います。
赤ちゃんが生まれたら、ぜひマット類の導入がおすすめです!
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