液体ミルクの温め方|外出時に少ない荷物で手軽に温める方法

外出・おでかけのときに液体ミルクを温める方法

調乳不要な液体ミルクは、外出先でミルクをあげるときに便利ですよね。

我が家では、家にいるときは粉ミルクを使っていますが、防災用に液体ミルク「すこやか」を備蓄しています。

また、液体ミルク「すこやか」は賞味期限が半年と短いため、おでかけのときは液体ミルクを利用し、ローリングストックしています。

常温でも飲めることがメリットのひとつでもある液体ミルクですが、我が家の息子は温めないと飲みません。

そこで、缶入り液体ミルク「すこやか」を使って実際に試した経験から、外出先で液体ミルクを温めるおすすめの方法をご紹介します。

目次

「湯せん」を使った液体ミルクの温め方

必要なアイテム
  • お湯
  • 哺乳瓶を湯せんするための容器

一番ベーシックな温め方は「湯せん」で温める方法です。

液体ミルクを哺乳瓶に移し、哺乳瓶のまま湯せんします。

液体ミルクの容器には「あたためる場合はやけどに注意し、缶のまま湯煎、直火、電子レンジにかけないでください」と注意書きがあります。

外出先に調乳室がある場合は、自宅からお湯を持っていく必要はありませんが、調乳室がない場合はお湯を入れた水筒と、湯せんするための容器(深さのあるボウルなど)を持っていかなくてはならないため、荷物が多めになります。

サーモス(THERMOS)
¥4,980 (2024/03/07 09:24時点 | Amazon調べ)
おにぱん

ですが、自宅から水筒に入れたお湯を持っていくとなると、もはや液体ミルクのメリットが半減してしまう気も…。

温まるまでの時間が短いことはメリットです。

おにぱん

我が家には「水筒」がないため、外出先にお湯を持っていくことができません。よく液体ミルクをあげる場所が、調乳室のない場所や車内であることが多いので、液体ミルクの温めに「湯せん」を利用する機会はあまりありません。

メリットデメリット
早く温まる
余計なお金がかからない
荷物が多くなる

「カイロ」を使った液体ミルクの温め方

必要なアイテム
  • 保温バッグ
  • カイロ

防災士の資格を持つ友人におすすめされたのが、「カイロ」を使う方法です。カイロは「貼らない」タイプを使用します。

おにぱん

カイロは防災用にも備蓄しています。

桐灰カイロ
¥982 (2024/03/07 09:30時点 | Amazon調べ)

液体ミルクの容器をカイロで包み込むようにして、保温バッグに入れて温めます。

飲ませたいときに、液体ミルクを哺乳瓶に注ぎます。

とても手軽な温め方ですが、デメリットは、消耗品としてカイロ代が積み重なっていくことと、温まるまでにとにかく時間がかかることです。

おにぱん

冬場だと2時間経っても冷たいままでした…。

メリットデメリット
待つだけなので手軽
荷物が少ない
温まるまでに時間がかかる
カイロ代がかかる

「ミルクウォーマー」を使った液体ミルクの温め方

必要なアイテム
  • ミルクウォーマー
  • モバイルバッテリー

こちらの方法は私は実際に試していないのですが、繰り返し使えるカイロともいえる「ミルクウォーマー」を使う温め方です。

缶入り液体ミルクの場合は、そのままミルクウォーマーにセットして温めます。

飲ませたいときに、液体ミルクを哺乳瓶に注ぎます。

おにぱん

ミルクウォーマーの価格は3,000~4,000円ほどです。我が家の場合、液体ミルクをおでかけ時に使う頻度は4~5回/月ほど。もっと使用頻度が高ければ購入しましたが、いまのところ買うまででもないかな…と判断してやめました。使用頻度の高い方にはおすすめです。

カイロ同様、手軽な方法ですが、デメリットは、初期費用がかかることと、(口コミによると)温まるまでに時間がかかる(2~3時間)こと。保温にはとても向いているそうです。

ちなみに、ミルクウォーマーはメーカー不詳な中国製が多いなか、「ママミルク」は日本の家電メーカーの製品(中国製)です。ただ、価格が6,000円ほどとお高めです。

おにぱん

しかも「すこやか」の液体ミルクの缶には対応していないみたい?! です。

メリットデメリット
待つだけなので手軽温まるまでに時間がかかる
初期費用がかかる

少ない荷物で手軽に液体ミルクを温めるなら、「湯せん+カイロ」がおすすめ

外出・おでかけ時の液体ミルクの温め方
必要なアイテム
  • 保温バッグ
  • カイロ

私が実際に利用している方法は、「湯せん+カイロ」で温める方法です。

まず、家を出る前に、液体ミルクの容器を湯せんである程度温めておきます。

なお、パッケージの注意書きでは、缶のまま湯せんすることは禁止されています。おそらく破裂する危険があるからだと思います。

なので、湯せんするときは、熱湯ではなく、指を入れてもやけどしない程度の「温かいお湯」を使います。時間をかけて温め、缶全体が温かくなったら取り出し、缶をカイロで包み込むようにして、保温バッグに入れます。

外出・おでかけ時の液体ミルクの温め方

この方法だと、カイロは「温める」というより「保温する」ために使います。そのため、温まるまでの時間を気にする必要がないのがメリットです。

保温力はすごくて、以前外出先で飲ませるつもりで用意した液体ミルクを、結局飲ませることなく次の日に保温バッグから取り出したことがあるのですが、24時間ほど経ってもまだほかほかと温かい状態でした。

保温バッグの大きさが十分か数があれば、いつでも飲める「温かい」液体ミルクを数本持ち歩くことも可能です。

メリットデメリット
手軽
温まるまでの時間を気にする必要がない
保温バッグの数・サイズによっては温かい液体ミルクを数本携帯も可能
外出前にひと手間あり
カイロ代がかかる

液体ミルクを利用する前は、(我が家はお湯を入れる水筒がないので…)家を出る前に粉ミルクで調乳したミルクを、外出先で飲ませていました。

粉ミルクは調乳後2時間以内に飲ませることとされているので、「持ってきたミルクは2時間以内に飲ませなくては…」と思うと行動に制限が出たりもしました。

外出先で温かい液体ミルクを飲ませられるようになったことで、そういった制限がなくなり、気軽に出かけられるようになりました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大福のような女の子(5歳・ASD)と男の子(2歳)を育てている30代薬剤師ママです。前職は「本が好き」という理由から、小さな出版社で編集者をしていました。子供も親も、なるべく笑顔でいられるような子育てを心掛けています。

手作りおもちゃ/知育玩具レンタル/ディズニー英語システム(DWE)/乳幼児の安全対策/賃貸暮らしを快適にするアイデアなどについて発信中です。

どなたかのお役に立てましたらうれしいです。

コメント

コメントする

目次