赤ちゃんが1歳になってからも、育児日記(育児ダイアリー)をつけたい!という方はいらっしゃいますよね。
でも、よくみかける育児日記は、1歳になるまでの、0歳の赤ちゃんを対象としたものが多いです。お宮参り、お食い初め、初節句、などなど、はじめて迎えるイベントの写真を貼るスペースがあったりして、1歳以降の育児日記には向きません。
私は、娘が保育園に入るのなら、連絡帳があることだし、1歳以降の育児日記は書かなくてもいいかなと思っていたのですが、保育園が保留になったことから、あわてて1歳以降の育児日記を探すことになりました。
私の希望としては、0歳のときに使っていた育児日記と同じように、
- 食事
- 排泄
- 睡眠
といった赤ちゃんの生活リズムを記録でき、加えて日々の成長の記録などをひとこと書けるスペースがあるといいなと思いました。
いくつか比較した結果、【週間バーチカルタイプの手帳】で代用することにしました。
この記事では、1歳以降の育児日記として、週間バーチカルタイプの手帳を使った感想と記入例をご紹介しています。
0歳のときに使っていた育児日記
出産直後は、育児日記として、雪印ビーンスターク「ガンバレ赤ちゃん応援日記」を使っていました。
これは、産院で採用していた粉ミルク、雪印ビーンスタークの「すこやかM1」の担当者から、調乳指導を受けたときに、いただいたものです。
ですが、産院で使用していた、赤ちゃんの生活リズムの記録用紙は、時間軸が縦方向だったのに対し、雪印ビーンスターク「ガンバレ赤ちゃん応援日記」のほうは、時間軸が横方向と、書き方が異なるため、記入しにくくて、買いなおすことにしました。
産院で使用していた記録用紙となるべく書き方が似た形式の育児日記を探した結果、0歳の育児日記としては、【ミドリ 手帳 日記 HF ダイアリー 育児 A5】を使用することにしました。
ミドリの育児ダイアリーは、シンプルでかわいい見た目、レイアウトの書きやすさ、充実した付属ページ、どれをとっても満足でした。
毎日続けることができました!
以下、私が使っていた育児日記の詳細です。
雪印ビーンスターク「ガンバレ赤ちゃん応援日記」
赤ちゃんの生活リズムを、横方向の時間軸に記録していくタイプです。
生活リズムは大きく「授乳」と「生活」に分かれていて、「授乳」のほうにはミルク・母乳をあげたタイミングと量を、「生活」のほうには排泄・入浴・睡眠・お散歩などを記録します。
ミドリ「育児ダイアリー」
赤ちゃんの1歳までの成長記録をつけられるダイアリー。毎日の赤ちゃんの様子を簡単に短時間で記録できます。
amazon商品説明より
赤ちゃんの生活リズムを、縦方向の時間軸に記録していくタイプです。
食事・排泄・睡眠のほか、お散歩・予防接種などの予定を、自由に記入できるだけのスペースがあります。「1歳までの成長記録」とされていますが、実際には1歳+半月分くらいの記録スペースがありました。
【1歳からの育児日記候補】それぞれのメリット・デメリット
娘が1歳になり、育児日記のページがなくなってしまったので、新たな育児日記を探すこととなります。
冒頭にも書いたように、保育園が保留になり、しばらく家で過ごすことになるので、【食事・排泄・睡眠】などの生活リズムを記録したいという希望があります。
ですが、1歳になると生活リズムを記録しないほうが多数派なのか、時間軸があるタイプの育児日記は誕生~1歳までの赤ちゃんを対象としているものがほとんどでした(見落としがあるかもしれませんが)。
そこで、1歳からの育児日記として使えそうな候補をいくつかピックアップし、それぞれのメリット・デメリットをあげてみました。
育児日記(0~1歳までの制限なし)
0~1歳までの制限のない育児日記は、自由コメントがメインになりますが、なかには簡単なお世話の記録を残せるものもあります。
- 育児日記ならではの、デザインのかわいさがある
- 育児日記ならではの、機能・オプションページがあるものがある(ポケット、はじめてできたこと記入欄、写真貼付欄、など)
- 生活リズムを記入する時間軸がない、もしくは簡単なものしかない
週間ブロックタイプの手帳
「週間ブロックタイプ」の手帳は、見開きページの左側、右側がそれぞれ十字型に4分割されており、左側に3日分、右側に4日分の予定を書き込めるようになっているパターンが多いです。1日ごとの記入スペースが大きいことが特徴です。
育児日記にみられる「罫線」がないスペース(商品)があるため、記入する内容をアレンジしやすいです。
時間軸がないので、生活リズムを詳細に記入することは難しいですが、自分で「排泄の記入欄」「離乳食の記入欄」「睡眠状況の記入欄」などを決めてしまえば、簡単な生活リズムの記録を残すことはできます。
- デザインの選択肢が多い(育児日記のかわいいデザインが苦手な人にオススメ)
- 記入する内容をアレンジしやすい
- 生活リズムを記入する時間軸がない
週間レフトタイプの手帳
「週間レフトタイプ」の手帳は、見開きページのなかで、左側に1週間分の予定を書くスペース、右側にフリースペースが配置されています。フリースペースが大きいことが特徴です。
私が参考にさせていただいたいくつかのブログでは、1歳以降の育児日記として、週間レフトタイプの能率手帳「NOLTY(ノルティ)」(※「NOLTY(ノルティ)」には、レフトタイプのほか、ブロックタイプ、バーチカルタイプなど、いくつかの種類があります)がおすすめされていました。
「NOLTY(ノルティ)」は、一般的な週間レフトタイプの手帳との違いとして、1週間分の予定を書くスペースに、横方向の時間軸があるので、0歳の育児日記として「横方向の時間軸」があるタイプを使用していた方にとっては、使いやすいと思います。
- デザインの選択肢が多い(育児日記のかわいいデザインが苦手な人にオススメ)
- 横方向の時間軸があるので、生活リズムを記入しやすい
- フリースペースが大きいので、記入する内容をアレンジしやすい(写真を貼ったり、イラストを描いたり、なんでもOK!)
- 「縦方向の時間軸」があるタイプの育児日記を使っていた人にとっては、書きにくいかも?
- 値段が高め
週間バーチカルタイプの手帳
「週間バーチカルタイプ」の手帳は、見開きページに1週間分の予定を書くことができ、1日ごとの時間軸が縦に配置されています。時間ごとのスケジュール管理がしやすいことが特徴です。
迷った末、私が1歳以降の育児日記として購入したのが、こちらの週間バーチカルタイプの手帳です。
決め手は、これまで使っていた育児日記と、記入様式がそっくりということでした。
自由コメントを書くフリースペースが小さめですが、私は育児日記とは別に10年日記をつけており、「〇〇できるようになった」などの子供の成長はそちらに書いているので、1歳用の育児日記は生活リズムの記録を重視しています。
日記を捨てられない私ですが、「これなら80歳まで生きたとしても5冊しか残らない」と、30歳のときに10年日記を始めました。
私の偏見かもしれませんが、ほかのタイプの手帳にくらべて、週間バーチカルタイプの手帳は選択肢が多いなという印象です。モノによっては安価なものもあり、たとえば日付フリーのタイプだと200円台~ありました。
- 「縦方向の時間軸」があるタイプの育児日記と、同じような感覚で記入できる
- 自由コメントよりも、生活リズムの記録重視の人にオススメ
- サイズ・デザイン・価格などの選択肢が多い
- モノによっては安価
- 時間軸が24時間ではないので(5:00~24:00とか、8:00~24:00とか、9:00~21:00とか)、夜間授乳や夜泣きなどは記録できない
- フリースペースが小さいので、記入する内容をアレンジしにくい
私の【1歳からの育児日記】オススメはバーチカルタイプの手帳!実際に使ってみた感想&記入例
私が選んだのは、レイメイ藤井の【システムノート】シリーズのひとつ、【フリーウィークリースケジュール バ−チカル式 A5】タイプです。価格の変動はありますが、私が購入したときは200円台と、とても安価でした。
私個人の手帳としても、【システムノート】シリーズを数年間、愛用しています。手帳を捨てられない私にとって、この薄さ(とデザインと安さ)は魅力です!
私が購入したのは日付フリータイプなので、育児日記と同じように、自分で日付を記入していきます。
レイアウトとしては、次のようになっています。
- (左側に)月間スケジュール
- (メイン)週間スケジュール
- (右側に)フリースペース
メインとなる、バーチカルタイプの週間スケジュール欄は、次のような構成となっています。
- タスク管理スペース
- 時間軸で予定を管理するスペース(5:00~24:00)
- フリースペース
私は、それぞれのスペースを、次のように使用しています。
タスク管理スペース:離乳食の記録
タスクを管理する欄がちょうど6つあったので、上から2つずつに分けて、朝・昼・夕の離乳食のメニューを書いています。
チェック欄には、
- 完食 or ほとんど食べた → 〇
- まあまあ食べた → △
- 完全に拒否 or 数口しか食べなかった → ×
のように、自分で決めた記号を書いています。
時間軸スペース:生活リズム(食事・排泄・睡眠など)の記録
0歳のときに使っていた育児日記と同じ書き方をしています。
- 【食事】離乳食 → 食
- 【食事】ミルク → ミ〇〇(飲んだ量)
- 【排泄】うんち → ◎
- 【排泄】おしっこ → 〇
- 【睡眠】→ スペース右端の矢印
- おでかけの様子 → スペースの中央部に記入
フリースペース:日記や成長記録
簡単な日記や、〇〇できるようになった!などの成長記録を書いています。書ききれないときは、見開きページの右端にある、大きなフリースペースに書き足します。
実際に使ってみた感想
0歳のときに使っていた育児日記と形式がそっくりなので、とても使いやすいです(むしろ、0歳の育児日記もこれでよかったのでは? と思いましたが、夜間授乳や夜泣きの記録ができないことが、デメリットとなります)。
むしろ、「育児日記」よりも「バーチカルタイプの手帳」のほうが使いやすいと感じるのは、「タスク管理スペース」を使って離乳食のメニューを記録できることです。
0歳のときに使っていた育児日記には、メニューを書くほどのスペースがなかったんです。
うちの娘は、最近になって「卵アレルギー」があることがわかりました。それで、これまではメニューの記録をしていなかったのですが、「いつ・何を食べたか」記録したいと思うようになりました。
フリースペースに書いてもいいのですが、そうすると日記や成長記録を書くスペースがなくなってしまうので、タスク管理スペースがメニューの記録にぴったりでした。
1歳からの育児日記に【バーチカルタイプの手帳】をオススメしたいのはこんな人
1歳からの育児日記として、私自身は【バーチカルタイプの手帳】がとても使いやすいと感じていますが、誰にでもオススメしたいわけではありません。
「保育園に入るから、生活リズムの記録はもういいや」という方や、「成長記録や日記をメインに書きたい!」という方には、向いていません。
1歳からの育児日記として【バーチカルタイプの手帳】をオススメしたいのは、次のような方です。
- 1歳になっても生活リズムの記録をしっかりしたい
- 0歳のときに、縦方向に時間軸のある育児日記を使っていて、1歳以降も同じタイプを使いたい
- フリースペースは小さめでかまわない
- 安価なものを探している
【追記】2020年2月20日ミドリから『1歳からの育児ダイアリー』新発売になりました!
私が0歳の育児日記としてお世話になっていたメーカー「ミドリ」から、その名も『1歳からの育児ダイアリー』が新発売されました。
私の場合は、【食事・排泄・睡眠】の記録を、0歳のときと同じようにつけたいと思っていたのでバーチカルタイプの手帳を選びましたが、「育児ダイアリー」だけあって『1歳からの育児ダイアリー』のオプションページの豊富さは魅力です。
ミドリ『1歳からの育児ダイアリー』の仕様・内容は次のようになっています。
- 日々のきろく
- 誕生日のきろく
- 今日のひとこと
- 今日のできたこと
- 最近のお気に入り
- イベントのきろく
- 成長のきろく
- おともだちのきろく
- いただいたものリスト
- 病院リスト
- 病気のきろく
- メモページ
- パーソナルメモ
こちらの『1歳からの育児ダイアリー』は、ほどよいかわいさとシンプルさがあるので、(私のように)かわいすぎるデザインが苦手な人にもおすすめです。
ちなみに、新発売されたミドリの『1歳からの育児ダイアリー』は、以前から販売されているミドリの1歳までの育児ダイアリー『HF ダイアリー<B5>育児 汽車柄・チョウチョ柄』の続きとして使用できるような世界観をイメージしているようです。
もし出産前に戻るなら、ミドリの(私が使っていた)A5サイズの育児日記ではなく、上のB5サイズの育児日記を買い、(生活リズムの詳細な記録はできなくなりますが、デザインがすてきなので・・・)1歳以降も同じシリーズで続けたかったなと思いました。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
育児日記選びに、少しでも役立てましたら幸いです。
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