10ヶ所以上の保育園を見学し、いただいた資料をもとに、
一般的な保育園入園準備リスト
についてまとめました。
保育園によっては、余裕をもって入園時に必要な持ち物を知らせてくれるところもありますが、ギリギリにならないとわからない場合もありますよね。
我が家の場合は、入園の10日前になってはじめて、保育園入園準備リストが配られました(汗)。あわてて準備をしましたが、一部間に合わないものもありました…。
この記事を参考に、(保育施設によって若干の違いはありますが)「一般的な保育園入園準備にはこういうものが必要なのね…」とおおよその候補だけでも考えておくと、購入がスムーズにできると思います。
保育園入園準備リスト|一覧
- 水筒
- スプーン・フォーク・箸 ※ケースや袋に入れる
- おしぼり ※ケースや袋に入れる
- コップ・コップ袋
- お食事エプロン(0・1・2歳)
- 歯ブラシ(3・4・5歳)
- お昼寝布団一式
- 季節によりタオルケット・毛布など
- パジャマ ※袋に入れる
- 着替え
- 汚れもの入れ用袋
- カラー帽子
- バスタオル
- ループ付き手拭きタオル
- おむつ(0・1・2歳)
- おしりふき(0・1・2歳)
- ビニール袋(大便用)(0・1・2歳)
- トイトレ用パンツ(0・1・2歳)
- 上履き(3・4・5歳)
- 通園バッグ(3・4・5歳)
次に、それぞれの保育園入園準備リストについて、
どうやって使うの?
選ぶときのポイントは?
おすすめ商品は?
といったことを解説します。
保育園入園準備リスト|お食事用品
保育園入園準備に必要なお食事関係のグッズは、次の6つ。
- 水筒
- スプーン・フォーク・箸 ※ケースや袋に入れる
- おしぼり ※ケースや袋に入れる
- コップ・コップ袋
- お食事エプロン(0・1・2歳)
- 歯ブラシ(3・4・5歳)
お食事関係グッズとして、まとめて布製袋に入れるよう指示される場合が多いです。
娘の通う保育園では、スプーン+フォーク(ケース入り)、おしぼり、お食事エプロンをひとまとめにして布製袋に入れています。
各年齢共通
水筒
水筒といっても、ストロータイプ、直飲みタイプといった形の違いや、容量の違い、さまざまですよね。
選ぶときのポイントとしては、
- 2歳以下:ストロータイプ
- 3歳以上:直飲みタイプ
が目安となるようです。
でも、基本的にはお子さんが飲み慣れたタイプでOKです。
容量は、500mL前後の水筒を持ってきているお子さんが多いです。
足りなくなったら保育園で補充してくれるのかなとは思いますが、大きめを持って行ったほうが安心。
▼食洗器で丸洗いできる、こちらのタイプがおすすめです。
スプーン・フォーク・箸
使い慣れたもののほうが上手に使えるので、できれば自宅でふだん使っているのと同じものを、保育園用として買い足すといいかと思います。
▼我が家ではケース入りのこちらを使っています。
おしぼり
保育園によって、
- 濡らした状態で袋やケースに入れて持っていく
- 乾いた状態で袋やケースに入れて持っていき、使用前に保育士さんに濡らしてもらい使用する
という2パターンあるようです。
娘の通う保育園は①のタイプ。食洗器対応のおしぼりケースが見つからなかったので、我が家ではおしぼりを100均の食品袋(使い捨て)に入れて、持って行っています。
▼子供の好きなキャラクターを選んであげると、テンションが上がりそう。
▼我が家は日本製がよかったので、こちらのタイプにしました。ループ付き手拭きタオルとしても使用できます。
コップ・コップ袋
コップは、飲み物を飲む目的や、歯磨き後のうがいをする目的で使用します。
袋に入れるよう指示される場合が多いです。
0・1・2歳
お食事エプロン
未満児クラスでは、まだ上手に食べることができないので、お食事エプロンが必要です。
お食事エプロンは、消耗品。
使い方にもよりますが、2~3ヶ月でボロボロになってくるので、個人的には100均で十分だと思っています。
お食事用エプロンには袖ありタイプ、袖なしタイプがあり、保育園によっては形状を指定されることも。
娘の通う保育園は、「袖なし」タイプ指定でした。
3・4・5歳
歯ブラシ
できれば自宅でふだん使っているのと同じものを、保育園用として買い足すといいかと思います。
100均などに売っている歯ブラシケースに入れて持っていきます。
保育園入園準備リスト|お昼寝用品
保育園入園準備に必要なお昼寝関係のグッズは、次の3つ。
- お昼寝布団一式
- 季節によりタオルケット・毛布など
- パジャマ ※袋に入れる
娘の通う保育園では、敷布団はなく、コット使用。防水シーツとタオルケット2枚を持ってくるよう指示されています。お昼寝関係のグッズはかさばるので、エコバッグ入れて持ち運んでいます(月曜日に持っていき、金曜日に持ち帰る)。
各年齢共通
お昼寝布団一式
敷布団・掛け布団・持ち運び用バッグのセットがおすすめ。
季節によりタオルケット・毛布など
暑い時期はタオルケット、冬は毛布、など季節によって使い分ける場合もあります。
パジャマ・パジャマ袋
パジャマは、保育園によって「ボタンなし」タイプが指定されることもあるので、確認しておきましょう。
そうでない場合は、個人的には「ボタンあり」タイプがおすすめです。
ボタンをはめるという複雑な動作でも、保育園のみんなと一緒にお着替えしているうちに、できるようになるからです。
娘は、家では絶対に自分でボタンをはめようとしませんでしたが、保育園に通うようになって2ヶ月ほどで、するりとボタンのはめ・はずしができるようになりました。先生や保育園のお友達と一緒に歌いながらお着替えするらしく、家でもノリノリでお着替えするようになりました。
パジャマは袋に入れて、保育園に保管します。
0・1・2歳
防水シーツ
未満児クラスでは、おねしょ対策として防水シーツを持ってくるよう指示されることも。
敷布団やコットなど、形状に合ったタイプを選びましょう。
保育園入園準備リスト|お着換え用品
保育園入園準備に必要なお着替え関係のグッズは、次の2つ。
- 着替え
- 汚れもの入れ用袋
各年齢共通
着替え
お着替え用品は、一般的に、
- 上の服(シャツ・トレーナーなど)
- 下の服(ズボン・レギンスなど)
- 上の肌着
- 下の肌着(おむつが取れている場合)
- 靴下
といったものを、3~5着ほど、保育園にストックしておくよういわれます。
保育園では食べこぼし、手洗い、おもらし、お外遊びなどで汚れてしまった場合に着替えますが、着替える頻度は保育園によってけっこう違います。
また、次のようなものは禁止される場合が多いです。
- フードが付いているもの
- ボタンタイプのシャツ
- ロンパースなど、上下がつながったタイプの肌着
汚れもの入れ用袋
汚れた洋服が入るような大きめのビニール袋に、記名をして持っていきます。
保育園入園準備リスト|そのほか生活用品
保育園入園準備に必要なそのほかの生活用品として、次の9つが指示されることが多いです。
- カラー帽子
- バスタオル
- ループ付き手拭きタオル
- おむつ(0・1・2歳)
- おしりふき(0・1・2歳)
- ビニール袋(大便用)(0・1・2歳)
- トイトレ用パンツ(0・1・2歳)
- 上履き(3・4・5歳)
- 通園バッグ(3・4・5歳)
各年齢共通
カラー帽子
保育園で購入する場合が多いですが、とくに指定がない場合は、自分で好きな色を購入します。
後頭部の日差しガード付きタイプがおすすめです。
バスタオル
お外遊びのあとにシャワーを浴びる保育園が多いです。その場合、バスタオルを持ってくるよう指示されます。
娘には、ミニバスタオルを持たせています。
ループ付き手拭きタオル
食事前やお外遊びのあとなどに、手洗いをして、手を拭くために使用します。
サイズが指定されることもあるので、確認してから用意しましょう。
0・1・2歳
おむつ・おしりふき
おむつに関しては、保育園によって「常に10枚ストックしておく」「パックごと預けて、なくなったら補充」など、タイプはさまざま。
おしりふきに関しては、保育園によって「子供ごとにロッカーに記名して保管」「定期的に保育園に預けてみんなで使いまわす」などのタイプがあります。
ビニール袋
おむつを入れるための袋として、ビニール袋を持っていきます。100均に売っている食品用袋などで十分です。
ただ、おむつ持ち帰り制の園では、ニオイ対策として、消臭袋を用意すると安心です。
トイトレ用パンツ
1~2歳頃から、トイトレ用のパンツを持ってくるようにいわれます。
保育士さんに聞いたところでは、トイトレ用パンツには「層」の数の違いがあるそうです。
「層」の数が少なすぎるとびちゃびちゃになるし、逆に多すぎると全然もれなくて不快感が少ないので、「3~4層」タイプがおすすめとのことでした。
3・4・5歳
上履き
保育園で購入する場合が多いですが、とくに指定がない場合は、自分で好きなタイプを購入します。
購入前には、家庭用フットメジャーなどで子供の足サイズを測り、適正なサイズのものを選びましょう。
通園バッグ
未満児クラスでは、親が子供の荷物を持っていくので必要ない場合が多いですが、3・4・5歳では「自分の荷物は自分で持つ」ために、通園バッグが持ち物として指定されます。
私が保育園見学で見た感じだと、リュック派が圧倒的多数でした。
娘が通う2歳児クラスでは、通園バッグは「(持ってきても持ってこなくても)どちらでもいい」といわれています。が、リュックタイプを持ってきている子が多いです。
保育園入園準備はいつから始める?
アイテムを購入し、洗濯・洗浄をし、記名して、バッグに詰める…という流れを考えると、3月中旬頃までには購入を済ませ、手元に届いている状態にすると安心かと思います。
私の周囲のお母さんたちは、2月末~3月初め頃に始める方が多かったです。
私はというと、冒頭にも書いたように入園の10日前になってはじめて、保育園入園準備リストが配られたので、そこからあわてて準備にとりかかりました。
これだけは早めに準備したほうがいいアイテム
10日前に準備を始めても、ほとんどのアイテムは間に合います。
amazonプライムなら、ポチっとカートに入れて注文すれば翌日には届きます。
ただ、どうしてもこれだけは早めに準備したほうがいい! というアイテムが2つほどあります。
それは、
「名前付けアイテム」と「手作りアイテム」
です。
保育園では、すべての持ち物に名前を書く必要があります。
もちろん、ひとつひとつペンで記入してもいいのですが、腱鞘炎になりそう…。
そのため「名前付けアイテム」は必須といってもいいです。
我が家は次のように「名前付けアイテム」を使い分けました。
- おむつ・ビニール袋・靴下:スタンプ
- 文房具・プラスチックのアイテム(食器・水筒など):防水シール
- 衣類・タオル(洗濯タグのあるもの):ノンアイロンシール
これらはオーダーメイドとなるので、注文から手元に届くまでに時間がかかります。
とくにスタンプは時間がかかるので、3月頭には注文しておくと安心です。
お名前シールは、「即日発送」となっていたので安心して直前に注文したのですが、3月末はバタバタしているようで一週間たっても届かず…、問い合わせをしたところ「こちらの手違いで発送済みとなっていました。すぐに発送します!」的なお返事がくるというまさかの事態でした。
また、娘の通う保育園ではとくに「手作り指定」はありませんでしたが、保育園によっては袋類は手作りで! など指定されることもあるそう。
保育園見学などで確認し、もし手作り指定があるのなら、早めに取り掛かる必要があります。
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