先日、DWEファースト・ステップ(DFS)の2回目、Step2に参加してきました。
リニューアル教材にバージョンアップしたりしているうちに、気が付けばStep1に参加してから約半年が経過していました。
その間、DWEの進め方に迷走したり、マンネリ化したり、早くも「停滞期」がやってきました。
この記事では、そんな「停滞期」にこそ参加してよかった! と思えた、【DFS】Step2で紹介された教材活用法についてご紹介しています。
ついに訪れたDWE停滞期
DFSのStep1では、
とにかくたくさんインプットをしてあげましょう!
というお話を聞いたので、First Stepsシートに従って、とりあえず親がひととおり教材に触れる目的で、かけ流しをメインに進めてきました。
ところが、ひととおりかけ流しを済ませ、DWEファースト・ステップ手帳にあるDWE活用カレンダーを埋めてしまうと、次に何をやったらいいのかわからない状態になってしまいました。
また、同じ頃に市の4ヶ月児相談、8ヶ月児相談などで「テレビ・DVDを1日何時間見せていますか?」という質問があり、罪悪感を覚えたりして、DWEの取り組み方に迷走するようになりました。
そんななかで、このたびやっとDFSのStep2に参加することができ、すぐに実践できる教材活用法の紹介があり、進め方の筋道が見えてきた気がしました。
DFSのStep2のおおまかな内容はDWEファースト・ステップ手帳にも記載がありますが、次により具体的な内容について書いていきます。
我が家が参加したDFSのStep2の会場には、生後9ヶ月から3歳のお子さんを持つご家族10組ほどが参加していました。同月齢のお子さんがいたことも励みになりました。
Step2で紹介されたすぐに実践できる教材活用法
①シング・アロング:ふりつけとBookの指差し
DFSのStep2では「Yummy, Yummy, Food」を例に、
- ふりつけ
- Bookの指差し
という活用法の紹介がありました。
会場ではスタッフさんが前でふりつけをして歌ってくれたので、みんなでそれをまねしました。
また、シング・アロングのBookを用いて、たとえば「Yummy, Yummy, Food」ならば「Hot dogs are ~」「Apples are ~」といった歌詞に合わせて、Bookにあるhot dogs、 applesのイラストを指差しする方法を教えていただきました。
ただ単に歌をかけ流すよりも、視覚的な効果もあっていいなと思いました。
②ストレート・プレイ:イベントに合わせた見せ方
ストレート・プレイにはいろいろなシーンがあります。
そのため、たとえば動物園におでかけをする前に動物園のシーンを見せる、バースデーパーティをする前にバースデーパーティのシーンを見せる、といったように、イベントの前にそのイベントに関連する内容のストレート・プレイを見せてあげるといいと紹介がありました。
また、子供が好きなシーンがあれば、飽きるくらいまで見せてあげるのもいいそうです。
③DWEブック:CDを用いた読み聞かせ&指差し
「ストーリー&ソング」CDを用いて読み聞かせをしながら、対応するDWEブックを指差しする活用法の紹介がありました。
バージョンアップをされていない方もいらっしゃるのでこうした説明でしたが、リニューアル教材に交換された方は、ライト・ライト・ペンにDWEブックの読み上げ機能があるので、より簡単に読み聞かせ&指差しをすることができると思います。
私は、Step2でこのお話を聞いて、はじめてライト・ライト・ペンを充電し、使ってみました。
生後9ヶ月の娘は、さっそく私が持つライト・ライト・ペンに興味を示し、すぐに奪い取ってがぶがぶとかじり始めました(すでにミッキーの鼻がはげてしまいました)。おとりとしてミニーちゃんのマジックペンを出してみましたが、興味があるのはやはりおしゃべりするライト・ライト・ペンのほうなんですね。
子供に奪われるのでなかなか思うように読み聞かせ&指差しを進めることはできませんでしたが、子供が持つペン先にBookのほうを移動して触れさせることで、なんとか読み聞かせをしています。CDをセットするよりもずっと楽で、感激しました。
④トークアロング・カード:取り出し方のアイディアと他の教材との組み合わせ
トークアロング・カード(TAC)の取り出し方についてはガイドにも載っています。
DFSのStep2では、そのほかの遊び方として、
- シング・アロングの歌を活用:好きな歌にあわせて取出し、歌のあとにTACを流してあげる。
- シング・アロングの絵辞書ポスターを活用:TACを流したあとに、ポスターの該当する単語をタッチさせる。
- ゲームカードを活用:含まれるTACを流したあと、床に広げたゲームカードをかるたに見立ててかるた取りあそびをする。絵を見せないで流すバージョンもいい。
といった方法の紹介がありました。
⑤プレイ・アロングの紹介
プレイ・アロングのいくつかの曲を流しながら、会場のみんなであそびました。
また、DVDを用いてよくあそんであげると、DVDからCDのみに替えたときに、映像の助けなくあそべるようになるといった実例の紹介(利用者さんからの手紙?)がありました。
我が家では、娘が生後9ヶ月なので、これまでプレイ・アロングの「ディスク2」以降はまだ難しいかと思い、「ディスク1」しかやっていませんでした。
ところが、会場で「ディスク2」の「Hopping Bunny」を流し、配られたバニーの指人形とともにあそんだときに、子供が大ウケし、声を出して笑っていました。
うちの子供は人見知り、場所見知りがはげしいほうで、家の外で声をあげて笑うなんてことがなかったので、私はこのできごとにうれしくなってしまいました。
家で同じようにあそんでもよく笑います。まだ小さいから「ディスク1」だけでいいやという取り組みの姿勢を見直すいいきっかけになりました。
⑥マジックペン:カラオケ機能の活用
自分の声や親の声を録音して聞かせてあげるとよろこぶよ、といった紹介がありました。
迷走から抜け出すきっかけとなったDFSのStep2
今回Step2に参加したことで、迷いながら進めていたDWEの進め方の道筋が少し見えてきたように思います。
私にとってとくに役に立った活用法は、
- Bookの指差し
- CD(あるいはライト・ライト・ペン)を用いた読み聞かせ
でした。
こちらの2点は、帰ってきてからさっそく実践しています。
DWEを進めるにあたり、当初から一番頭を悩ませていたのは、「0歳児にDVD映像を見せていいの?」ということでした。
ライト・ライト・ペンとBookを用いた読み聞かせをすることで、視覚的な情報を与えつつ、DVD映像を見せる時間を減らすことができました。
まだ活用しきれていないDWE教材ですが、DFSのStep2では、Step1のときよりも具体的な教材の活用法の紹介があったので、これまで以上に活用の幅が広がり、とても役に立ちました。
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