子育て支援室などでたびたび見かける「ホース」を使った手作りおもちゃ。
両手で握ってハンドルのようにしたり、振ってマラカスのようにしたり、輪投げとしても使える、工夫次第でいろいろな遊び方ができるおもちゃです。
我が家の2歳2ヶ月になる娘は、カラフルなものに夢中。ホースのなかにカラフルなビーズなどを入れたら喜んで遊ぶかなと思い、手作りしてみました。
ホースを使ったおもちゃの材料
- 園芸用ホース
- 布テープ・ビニールテープ
- なかに入れるもの(ビーズ、スパンコール、セロファン、フェルトボールなど)
ホースは、ホームセンター(パワーコメリ)の園芸用品コーナーで買いました。
太さにより、1mあたり150円前後で売られていました。
今回は内径15mm、外径18mmのホースを選びました。
あまりに細いとなかに入れるビーズなどが詰まってしまうので、ある程度の太さがあったほうがいいです。
なので、ホースはクリア(透明)タイプがおすすめ!
ビニールテープは100均にもありますが、かわいい色が欲しかったので楽天で買いました。
ホースを使ったおもちゃ作りに必要な道具
- はさみ
はさみは、ホースやテープを切るために使いました。
ホースを使ったおもちゃの作り方
作り方はとっても簡単、4ステップです。
- ホースをお好みの長さに切る
- ホースのなかに好きなものを入れる
- ホースの両端を合わせて円形にし、布テープで固定する
- 補強と装飾を兼ねて、布テープのうえにビニールテープを巻き付ける
今回は、輪投げとして使えるような、小さめの輪っかを作りたかったので、1個あたり60cmのホースで作りました。
上の4つは、それぞれ次のものを入れました。
- ピンク:小さなガラスビーズ、大きなクラフトビーズ、赤い鈴
- 黄:星形スパンコール、大きなクラフトビーズ、黄色い鈴
- 緑:大きなクラフトビーズ、フェルトボール、銀色の鈴
- 青:小さなガラスビーズ、大きなクラフトビーズ
中身を同一系統の色でまとめると、きれいな仕上がりになりました!
また、なかにカラーセロファンを入れた輪っかも作ってみました。
穴あけパンチでカラーセロファンに穴を開けた「穴」部分を集めて、ホースのなかに入れました。
テープが2カ所になっているのは、ホースの長さが足りずに、継ぎ足したためです。
光にかざすととってもきれい!
このような5種類の輪っかが完成しました。
ホースが雫型にゆがんでしまうときは…
無事に完成したホースのおもちゃですが、しばらく遊んでいるうちに、ホースどうしの接合部が曲がり、全体的に「雫型」にゆがんでしまいました。
変形すると輪投げなどで遊びにくくなるので、その場合は、上の写真右側のように、3センチほどにカットしたホースに、縦に切り込みを入れ、ホースの内径よりも小さく巻いた状態で接合部の内側に入れ「ジョイント」とすると、変形しにくくなります。
ホースを使ったおもちゃで遊ぶ子供の反応
おもちゃを完成させた私の楽しみのひとつに、
娘はどの色に食いつくだろうか?
ということがありました。
以前、センサリーボトルを作ったときに、カラーセロファン入りのものに一番夢中になっていたので、今回もカラーセロファン入りのホースかな? と予想していたのですが・・・、
娘が食いついたのは「ピンク」と「青」の輪っかでした!
ビーズのシャラシャラ鳴る音が気に入ったのかな?
そんな2歳2ヶ月娘の遊び方についてご紹介します。
①持ち歩く&一緒に寝る
娘には、「気に入ったものを持ち歩く」「気に入ったものと一緒に寝る」という習性があります。
今回も、とくに気に入った「ピンク」と「青」の輪っかを両手に持って、歩き回っていました。初日はベッドにまで持っていき、一緒に寝ていました。
②振る
マラカスのように振って遊んでいました。
ビーズ、鈴など、なかに入れたものによって「シャラシャラ」「チリンチリン」とさまざまな音が鳴るので、音の違いを楽しむことができます。
③自分の首にかける&ぬいぐるみや大人の頭にのせる
自分の首にかけて遊んでいました。
60cmのホースで作ると、子供の頭はすっぽりとおってしまうようです。
あとは、私や夫の頭にのせたり、ぬいぐるみの首にかけたりして遊びました。
④どこかに引っ掛ける
部屋のなかにある「突起」状のものに引っ掛けたり、はずしたりして、遊んでいました。
⑤ハンドルとして使う
椅子に後ろ向きに座った状態で、ハンドルのように輪っかを持ち、「しゅっぱーつ」といって運転を始めていました。
いまはこんな感じですが、もう少し大きくなったら「輪投げ」としても遊べるのかなと思います。
シンプルなおもちゃなので、遊び方は子供次第で無限に広がります。
ホースの調達がやや面倒でしたが、簡単に作れて良いおもちゃでした。
コメント