衣類ゴミ収集日の前日、ゴミとして出すべき衣類を紐で束ねていました。そのなかに、低月齢のときに子供が着ていたベビー服が含まれていました。
サイズアウトしたベビー服の大部分は、第2子のことを考えて念のため保管しているのですが、一部、ミルクのしみが取れないもの、ピンクカビが生えたもの、黒カビが生えたものに関してはもう着ることができないので、捨てるつもりでいました。
ところが、紐で束ねようとするものの、思い出がこみあげてどうしても捨てられない事態に・・・
そこで、最近(私のなかで)手作りおもちゃブームがやってきていることもあり、捨てるつもりだったベビー服を、赤ちゃん用手作りおもちゃにリメイクすることを思いつきました。
今回は下記のサイトを参考に【ふわふわ布ボール】を手作りしてみました。本当にふわふわで、まるで赤ちゃんを抱っこしているみたいな、ほっこりした気持ちになるボールができました。
材料
- 布(今回は、捨てるつもりのベビー服を使いました)
- 手芸わた
- フェルト(あて布用)
- ペットボトルのフタ 2個
- 鈴(ビーズ、お米、ボタンなどなんでもOK)
- ビニールテープ
ボールを作るだけなら下3つはなくても大丈夫ですが、音が鳴ったほうが転がしたときに楽しいと思います。
道具
- 裁縫セット
- 紙
- ペン
- ハサミ
- 丸いもの
作り方
①丸い型紙を作る
家にある丸いもの(もしくはコンパスなど)を利用して、丸い型紙を作ります。
今回は、DWEプレイ・アロングのおもちゃに含まれるカップを使いました。直径10センチくらいの丸い型紙ができました。
②布から「丸」を切り取る
型紙をもとに、布から表用、裏用、計12枚の丸を切り取ります。
布として、今回は新生児の頃に着ていたコンビ肌着と、ロンパース肌着を使いました。
どちらも肌着なので伸縮性があるため、線を引くときにずれてしまい、きれいな丸に切り取るのが少し難しかったです。
③切り取った「丸」を中表に縫う
丸く切り取った表用の布と、裏用の布を中表にして合わせ、縫います。
さらに、裏用の布の真ん中に2センチくらいの切込みを入れておきます。
④「丸」を切込みから裏返す
③で入れた切込みから、裏返します。
⑤綿を詰める
切込みから綿を詰めていきます。
⑥フェルトを当てて縫う
切込みにフェルトを当てて縫います。
当初、フェルトを当てると面倒なので、そのまま切り口を寄せて縫ってしまおうかと思いましたが、綿をぎゅうぎゅうに詰めるとけっこう切り口が開いてしまったため、フェルトを当てることにしました。
⑦同じものを6個作る
今回は、2個だけ表と裏の布を入れ替え、アクセントとしました。
⑧ボールの形に縫い合わせる
裏側の布の上下左右に油性ペンで印をつけ、印を合わせるように縫います。
この工程にけっこう苦労しました。縫い方めちゃめちゃですが、くっつけばよしとしました。
⑨音の出るものをボールのなかに入れる
ペットボトルのフタ2個のなかに鈴を入れて、ビニールテープで閉じます。これを隙間からボールのなかに入れます。
また、作ってみて気がつきましたが、ペットボトルのフタに入れると鈴の音はせず、ただのビーズのような音になってしまったので、はじめからビーズやボタンやお米など、家にあるもので代用してもよかったと思いました。
個人的には、転がしたときに何か音が鳴ったほうが楽しいので、何か入れることをおすすめします。
子供の反応
いままで手作りしたおもちゃに比べると、今回の布ボールは少し苦労したので、完成後、娘の反応を楽しみに、目の前に置いてみました。
ところが、
(子供)・・・。
もしかして色が淡すぎて見えてない…?!
と思うくらい、完全に無視されました(涙)。
そのあとも娘の近くに置いたりしましたが、興味を示す様子はありませんでした。
ですが、娘が座っているところから少し離れて私が座り、娘のほうに向けて布ボールを転がしてみると、うれしそうにタッチしていました。
うちの娘(9ヶ月)は、まだ目指す方向にボールを転がすことはできませんが、手をばたばたさせているうちに、たまたま私のほうにボールが返ってくることがあって、それをまた私が娘のほうに転がすと、とてもうれしそうにしていました。
何往復かすると娘は飽きるようで、ほかのおもちゃに手を伸ばしますが、こうした娘とのやりとりあそびは、私にとっても楽しいものでした。
また、この布ボール、本当に手触りがよくて、触っているだけでいやされます。
元がベビー肌着だからか、触っていると新生児だった頃の娘を思い出し、ぎゅっとしたくなります。
娘はあまり興味を示してくれませんでしたが、私のいやしとしておもちゃ箱に入れました。
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