「ディズニー英語システム(DWE)リニューアル」という衝撃的な発表を受けてから1ヶ月近く悩み、ついに先日、リニューアル後のディズニー英語システム(DWE)英語教材に交換(バージョンアップ)してみました。
アドバイザーさんからは、
リニューアルしたディズニー英語システム(DWE)教材は、賛否両論あるんですよ…
と聞いていましたが、我が家としては交換してよかったと思っています。
この記事では、ディズニー英語システム(DWE)の旧教材とリニューアルした教材を比較して、実際に交換し、使ったからこそわかった違いや、感想について、書いてみました。
ちなみに、我が家はディズニー英語システム(DWE)の旧教材申し込みから2週間ほどでリニューアルのお知らせを受けました。
バージョンアップすべきかしばらく悩み、旧教材を1ヶ月半くらい使用した段階で、リニューアルした教材に交換しました。フルパッケージで申し込みましたが、
- 旧教材で使ったのはシング・アロング(SA)←ほぼCDのみ、ストレート・プレイ(SP)、プレイ・アロング(PA)がメイン
- トーク・アロングカードは少し触れた程度
- ステップ・バイ・ステップ、マジックペンセット、アドベンチャーセット、Q&Aカード、レッツ・プレイは未開封
という状況でした。
なので、違いといっても主にシング・アロングCDとストレート・プレイに関するものになります。また旧教材の使用歴が浅いため、勘違いや誤りがあるかもしれないこと、あくまで個人的な印象であることを、ご了承いただければ幸いです。
リニューアルしたディズニー英語システム(DWE)は何が変わった? 実際に交換してわかったこと
実際にバージョンアップしてわかった変更点は、次のとおりです。
- DVDからブルーレイに変更
- DVDメイトからミッキーメイトに変更
- 新キャラクター追加!映像・イラストの変更
- 音声の変更
- 歌の変更
- プレイメイト・エアーの変更
- トーク・アロングカードの変更
- ライト・ライト・ペンの変更
- プレイ・アロングの変更
- WFメソッド・アドバイス・カードの廃止
これらについて、詳しく解説します。
①DVDからブルーレイに変更
新しいディズニー英語システム(DWE)が届いて、まずストレート・プレイのブルーレイを再生してみた第一印象は「現代的になってる!」でした。
旧教材で衝撃を受けた、なんとなく古めかしい感じはありませんでした。でも、それはブルーレイになったからではなく、絵が変わったことが大きいと思います。映像そのものに変更のないプレイ・アロングのブルーレイを見比べてみても、ブルーレイだから劇的にきれいになったという印象はありませんでした。
②DVDメイトからミッキーメイト(ミッキーマウスブルーレイメイト)に変更
ミッキーメイトの実物は、写真で見るよりもずっとかわいかったです。ミッキーの耳がスピーカーになっているので、その分、DVDメイトより保管スペースはとってしまいそうです。
マイクはミッキーの手になっています。
リモコンはとても薄型です。ミッキーの耳の部分が、音量調節ボタンになっています。
子供用のリモコンは、DVDメイト風のデザインでした。
DVDメイトからミッキーメイトへの変更にあたり、実用面でいいなと思ったのは次の点です。
- リモコンで音量調節できる
- 充電できるので、コードレスで使用可能
- 自動電源オフ機能がある
- チャイルドロック機能がある
これまで子供を抱っこしながらディズニー英語システム(DWE)をかけ流している状況で、子供が寝たから音量を下げたいと思っても本体で操作するしかなく、リモコンで音量調節できたら便利なのに、と思っていました。それが改善されたのはうれしいです。
リモコンで電源オンオフもできれば、なおよかったです。
また、充電が完了するまで4~5時間かかり、フル充電で連続使用時間は約3時間だそうです。
③新キャラクター追加!映像・イラストの変更
リニューアルしたディズニー英語システム(DWE)教材に変更した決め手は、「アナ雪とかラプンツェルとか、最近のキャラクターが入っていたほうが子供(娘)が喜びそう」ということでした。
ですが、実際に見てみた感じでは、最近のキャラクターの出番はそこまで多くない印象です。
ストレート・プレイDVDについて
たとえばストレート・プレイの構成は、おおまかに分けて
- 教材としてのメインストーリー → 静止画っぽい部分、実写など
- 歌 → 実写だったり、アニメだったり
- 用例、クイズなど → 過去のディズニーアニメ、映画から引用した部分
のようになっているかと思います。
今回のディズニー英語システム(DWE)のリニューアルにあたり、
静止画っぽさは健在ですが、古めかしくありません。
アドバイザーさんから前情報として聞いていたように、ミニーちゃんの耳やリボンが大きくなるなど、かわいらしくなっています。ただ、ケンジとアコに関しては、私は旧教材のデザインのほうが好みでした。子供たちが出てくる実写部分は変更ないと思われます。
ただ気がついたのは、ストレート・プレイ7に出てくる「The Hippopotamus」の映像が、旧教材ではカバの着ぐるみが踊っている実写でしたが、リニューアルした教材ではアニメになっていました。着ぐるみにひと昔前感が漂っていたからでしょうか。
リニューアルしたディズニー英語システム(DWE)教材では、旧教材の一部シーンが「削除」されてたうえで新キャラクターに置き換わっているわけではなく、旧教材のシーンはそのままで、さらに新キャラクターのシーンが「追加」になっているようです。
個人的にドナルドがぶつくさいっているシーンとか、プーさんが「down down・・・」と木の上から徐々に落ちるシーンが好きだったので、削除されていたらどうしようと心配でしたが、健在でした。
シング・アロングDVDについて
また、シング・アロングのDVDは旧教材とはくらべものにならないほど、いい感じになった印象です。
旧教材では映像があまりに古めかしいことにびっくりして、ブルーのディスク1しか見ていませんでした…。
かけ流しでDVDを流す意義を感じられず、CDばかり聞いていました。
ストレート・プレイの静止画っぽい部分が新しくなったことに伴い、その映像を共有しているシング・アロングのDVD映像も新しくなりました。こちらも静止画っぽさは健在ですが、映像が現代的に、かわいらしくなったので、楽しんで見ることができます。
映像を見るだけで歌詞の意味がきれいに理解でき、ストレート・プレイの映像の内容が難しく感じられる小さいお子さんには、シング・アロングの映像を見せてあげると楽しめるのではないかと思いました(私は見ていないのでわかりませんが、もしかしたら旧教材でもそうだったのかもしれません)。
個人的には『The March of the Brooms』の映像が、怖かわいくて好みでした。
④音声の変更
聞き取りにくさはある?
リニューアルしたディズニー英語システム(DWE)教材に関して、アドバイザーさんから聞いたところによると、「賛否両論ある」理由として、「音声が聞き取りにくい」という声があるようでした。
ただ、私の実感としてはとくに聞き取りにくさはありませんでした。むしろ、(それがいいか悪いかは別として)聞き取りやすいようにあえてはっきりと発音しているように聞こえる部分もありました。
声の印象
各ディズニーキャラクターの声優さんが旧教材とリニューアルした教材では変更になったようで、印象が変わりました。
- ミッキー:あの独特なソフト感が減った
- ミニー:きれい系 → かわいい系になった
- ヒューイ・ルーイ・デューイ、グランマ・ダック:アヒル感が増した
- ガス:おじさんぽい感じになった?
細かいところでは、ストレート・プレイ1のなかで、ミニーちゃんがバスケットの中身について「it’s not a~、it’s not a~」と繰り返すシーンがあります。うちの夫いわく、そのシーンが旧教材では「なんか狂気じみてる」とのことでしたが、リニューアルした教材では狂気じみた感じはなくなり、普通にかわいらしい感じになりました。
⑤歌の変更
私が気がついたのは下記のとおりです。おそらくモレもあるかと思います。
皆さんそうされるかとは思いますが、リニューアル後のディズニー英語システム(DWE)教材に交換を考えていらっしゃる方は、ぜひ旧教材の音源を保管されるといいかと思います。
削除になった歌
- Come One, Come All!
- The Fat Lady
- The Knife Thrower
差別的表現、暴力的表現を意識してのことでしょうか。一つ目の歌が削除になった理由はよくわかりません。
追加になった歌
- The Plate Spinner
実際に聞いてみてびっくりしたのですが、メロディは、なんと削除になったナイフ投げの歌と一緒でした。歌詞、映像が皿回しの女に変更になっています。
歌詞が一部変更になった歌
- What’s in Your Basket?
バスケットの中身を当てながら、つづりや発音が似た単語を繰り返し、
hat – cat
mouse – house・・・
のような言葉あそびになっています。
そのなかで、旧教材ではbedの対になるものとして、「head」がありましたが、リニューアルした教材では「sled(そり)」に変更になりました。head=人の頭(生首)がミニーちゃんのバスケットのなかに入っているって、かなりホラーですよね。よく考えてみればベッドとかクマとか、おかしいものはたくさんあるのですが、教育上よろしくないということなのでしょうか。
印象が変わった歌
- Huey, Dewey, and Louie
旧教材では、この曲が始まったとたん「え、何事?」と感じるくらい歌っぽくないというか、音程がはずれているというか、へんてこりんな印象を受けたのですが、リニューアルした教材では、きちんと「歌」らしくなっています。
- Clowns
旧教材では少し不気味な感じがしましたが、リニューアルした教材では楽しい感じになっています。
⑥プレイメイト・エアーの変更
- 充電式になった
- 薄く、軽くなり、持ち運びしやすくなった
- カードが通しやすくなった
アドバイザーさんから、新しくなったプレイメイト・エアーのいい点として、「子供が(斜めからとか)適当にカードを通しても読み取ってくれるようになった」といわれましたが、私自身が試した感じでは、以前より通しやすくなった印象はありませんでした。子供にとってはいいのかもしれません。
⑦トーク・アロングカードの変更
- 冠詞がつくようになった
- 読み取り方式が変わった
新しいキャラクターもところどころに出てきています。
旧バージョンのトーク・アロングカードをあまり使用できなかったため、詳細な比較はできません。
⑧ライト・ライト・ペンの変更
- DWEブックの読み上げ機能が追加された
旧バージョンのライト・ライト・ペンは完全に未使用だったため、比較できませんが、アドバイザーさんいわく、新しくなったライト・ライト・ペンにはDWEブックの各ページに対応した読み聞かせの音声が収録されているため、該当のページをタッチするとそのページに対応した音声が流れるそうです。
親が英語の発音に自信がない場合でも、いちいちCDをかける必要なく朗読できるので、便利とのことでした。
⑨プレイ・アロングの変更
- 映像がブルーレイになった
- 絵本が追加された
もともとの映像が現代的だったので、ブルーレイになったところで劇的にきれいになった印象はありませんでした。
絵本は3巻追加になり、1巻あたり見開き5ページほど。ブルーレイ映像のなかにある写真と簡単な単語で構成されたミニ絵本です。
- Hello! → 挨拶や、キャラクター・家族の名前
- Counting → イラストを用いて1~10まで数える
- Toys → おもちゃとその効果音
⑩WFメソッド・アドバイス・カードの廃止
以前は、子供の月齢・年齢に合わせた教材の取り組み方のアドバイスが載っている「WFメソッド・アドバイス・カード」というものが届いていました。
これは、教材をバージョンアップする・しないにかかわらずなのかもしれませんが、教材のリニューアルに伴い、WFメソッド・アドバイス・カードが廃止になったようです。
注意①棚(ブックケース)は交換できない
リニューアルしたディズニー英語システム(DWE)では、ある条件を満たした場合に特典としてついてくる棚も新しい形に変更になっています。
リニューアルした棚は、レッツ・プレイまで一体化してとてもコンパクトにまとまっていたので、賃貸暮らしとしては場所を取らなくていいなあと思ってしまいました。また、以前はホワイト、ブルー、ウッドの3色展開でしたが、ウッド1色に変更になりました。これまで棚に収めることのできたガイド類は、棚に入らないので、別に保管する形式になったようです。
これまでウッドの棚を使っていた既存ユーザーからはとくに「棚を交換したい」という声が多いようです。我が家も「棚を交換したい」とアドバイザーさんに相談してみましたが、できないといわれました。
当然といえば当然なのですが、交換希望者みんなから棚を回収してしまった場合、会社側の棚の処分代が膨大になってしまうからだそうです。
注意②値段は高くなった
リニューアルしたディズニー英語システム(DWE)の価格表は次のようになっているようです(ネットに料金表をアップしてくださっていた方がいたので、それを参考にさせていただきました)。
パッケージ名 | 会員価格 | 税込価格 |
---|---|---|
ワールド・ファミリー・パッケージ | 892000 | 963360 |
ミッキー・パッケージ+GAQ | 835000 | 901800 |
ミッキー・パッケージ+GA | 781000 | 843480 |
ミッキー・パッケージ+G | 731000 | 789480 |
ミッキー・パッケージ | 652000 | 704160 |
ミニー・パッケージ | 419000 | 452520 |
ドナルド・パッケージ | 348000 | 375840 |
グーフィー・パッケージ | 251000 | 271080 |
シング・アロング・セット | 148000 | 159840 |
プレイ・アロング・セット | 48000 | 51840 |
おそらく、会員価格の一括払いで購入される方が多いと思うので、一般価格やリボ払いの価格は省略しました。 フルパッケージで税込約8万円ほど高くなっています。
リニューアルしたディズニー英語システム(DWE)教材に交換した感想
フルパッケージで約8万円の差額で交換しました。
正直、リニューアル後の
ですが、ディズニー英語システム(DWE)にとことん取り組むなら、よりいい教材で取り組ませてあげたいと思い、交換することにしました。
我が家が交換した際は、混みあっているとかで? 新しい教材の配送日時指定ができませんでした。最短2日で発送と聞いた覚えがありますが、3日程度で届きました。
我が家は、旧教材の使用期間1ヶ月半で、かけ流しのみ。子供はまだ赤ちゃんなので旧教材への愛着はありませんでした。そのため、教材の梱包・開封という交換の手間や差額のことを除けば、リニューアルしたディズニー英語システム(DWE)教材に交換してよかったし、教材的なデメリットはなかったと思っています。
バージョンアップして、後悔はしていません!
上に書いたように、リニューアルしてよくなった点、便利になった点はたくさんありましたが、一番よかったのは、静止画っぽい部分の映像が現代的になったことでしょうか。あと、旧教材のCD音源を保管していたので、2つの音源を楽しめるメリットもありました。
逆に、どうなるのかな? と期待していた新キャラクターについては、そこまで全面的に押し出されていませんでした。レトロなアニメのいいところをそのまま受け継ぎつつ、新キャラクター部分が追加になったので、「旧教材のあのシーンがなくなって残念」ということはありませんでした。
リニューアル教材へのバージョンアップをおすすめしたい人
- 古めかしい映像に不満を感じている人(新教材には古めかしさはありません。かわいらしくなりました)
- 旧教材にマンネリ気味な人(新たな気持ちで楽しめます)
リニューアル教材へのバージョンアップをそこまでおすすめしない人
- 新キャラクターへの期待が大きい人(期待するほどたくさん出てきません)
- 旧教材に愛着を持っている人(教材としての内容は変わらないので、変更しなくてもいいと思います)
ざっとかけ流した印象でここまで書きましたが、今後使い込んでいくなかでまた気がついたことがあれば、適宜追記していきたいと思います。
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