我が家は無印良品の「やわらかポリエチレンケース」を子供のおもちゃ箱として使っています。
もともと、おもちゃの収納として同じく無印良品の「スタッキングシェルフ」を使っていたので、マス目にフィットする「やわらかポリエチレンケース」か「ポリエステル麻 ソフトボックス」で最終的に迷うことになりました。
それぞれのメリット・デメリットを比較し、我が家では「ポリエステル麻 ソフトボックス」ではなく「やわらかポリエチレンケース」を子供のおもちゃ箱に選びました。
実際に使ってみた使用感などレビューしたいと思います。
無印良品「ポリエステル麻 ソフトボックス」ではなく「やわらかポリエチレンケース」を子供のおもちゃ箱に選んだ理由
ご参考までに、無印良品の「やわらかポリエチレンケース」「ポリエステル麻 ソフトボックス」とは、このような商品です。
我が家が「ポリエステル麻 ソフトボックス」ではなく「やわらかポリエチレンケース」を子供のおもちゃ箱に選んだ理由は次のとおりです。
無印良品「やわらかポリエチレンケース」は掃除がしやすい
「やわらかポリエチレンケース」は、汚れてしまったとき、
- アルコール除菌
- 水洗い
- クイックルハンディ
といった方法で簡単に掃除ができるので、いつでもきれいな状態を保つことができます。
「やわらかポリエチレンケース」は表面なめらかなプラスチック素材なので、汚れたときはアルコールで拭き掃除ができるし、もっと汚れたときはお風呂場などで丸洗いも可能です。
おすすめ
一方の「ポリエステル麻 ソフトボックス」は、内面は防水コーティングされているので軽く拭くことはできますが、外側は麻なので、汚れても落とすことが難しいです。
また、「やわらかポリエチレンケース」の最大のデメリットは、静電気によって表面に髪の毛やホコリが付きやすいことだと思います。
我が家は一週間に一度掃除をするので、そのときに余裕があればクイックルハンディのようなものでホコリを取ります。
しばらくホコリ取りをしないときもありますが、おもちゃ箱として子供たちが動かしていると、そのタイミングでホコリが取れるので、私自身は静電気問題はそれほど気になりません。
無印良品「やわらかポリエチレンケース」はカビない
比較したうえで却下になった「ポリエステル麻 ソフトボックス」の最大のデメリットは、表面にカビが生えることだと思います。
実は、「ポリエステル麻 ソフトボックス」はおもちゃ箱としては却下になりましたが、もともと持っていたので、子供たちの衣類入れとして活用しています。
リビングで使用していて、それほどじめじめしているわけでもないのに、しばらく使っていると、表面にオレンジ色のカビが…。
除湿剤を入れてみたり、置き場所に気を付けてみたり、いろいろと対策をしましたが、カビを防ぐことは難しいというのが私の結論です。
一方、「やわらかポリエチレンケース」はプラスチック素材なので、普通の使い方をしていればカビは生えにくいです。
よだれまみれにしていたら、カビが生えるかもしれませんが…。
無印良品「やわらかポリエチレンケース」は積み重ねることができる
「やわらかポリエチレンケース」は別売りの「フタ」があるので、それを活用することで積み重ねることができます。
一方、「ポリエステル麻 ソフトボックス」はその名のとおり「ソフト」なので、積み重ねることは難しいです。
スペースを有効活用したい場合、スタッキングシェルフ用の「コの字棚」を活用しれば2段にできますが、「コの字棚」は1個3,490円もします…。
無印良品「やわらかポリエチレンケース」はラベルを変更しやすい
子供が自分で片づけしやすいおもちゃ箱を作るには、見て、わかりやすい「ラベル」を貼ってあげることがポイントだと感じています。
我が家は「やわらかポリエチレンケース」にCannonのミニフォトプリンター「iNSPiC(インスピック)」で作ったシールを貼ってラベリングしています。
「iNSPiC(インスピック)」はシール台紙なので、印刷 → 貼るまでの流れが簡単です。
「やわらかポリエチレンケース」はプラスチックなので、シールを貼ったあとにはがすことも簡単。
子供の興味関心は移りやすいので、それに合わせておもちゃ箱の中身を入れ替えることはよくありますよね。そんなとき、シールを貼り替えることで、簡単にラベルの変更ができます。
無印良品「やわらかポリエチレンケース」はサイズ展開豊富
「やわらかポリエチレンケース」は、丸型を含めると9つのサイズ展開+3つのフタが販売されています。
やわらかポリエチレンケース | やわらかポリエチレンケース・ハーフ | やわらかポリエチレンケース・丸型 | |
---|---|---|---|
小 | 幅25.5×奥行36×高さ8 590円 | 幅18×奥行25.5×高さ8 490円 | |
中 | 幅25.5×奥行36×高さ16 690円 | 幅18×奥行25.5×高さ16 590円 | 直径36×高さ16 690円 |
大 | 幅25.5×奥行36×高さ24 890円 | 幅18×奥行25.5×高さ24 690円 | |
深 | 幅25.5×奥行36×高さ32 1,090円 | 直径36×高さ32 990円 | |
フタ | 幅26×奥行36.5×高さ1.5 290円 | 幅18.5×奥行26×高さ1.5 190円 | 直径36.5×高さ1.5 290円 |
手持ちのおもちゃに合わせて大きさを選び、うまく組み合わせることで、スペースを有効活用することが可能です。
無印良品「やわらかポリエチレンケース」は取り外しやすいフタ付き!ホコリよけになる
使用頻度の低いおもちゃの場合、気が付くとホコリがかぶっていることもありますよね。
積み木やブロックなど、細かいパーツのおもちゃの場合、一つひとつホコリを取ることは大変…。
そんなときに活用したいのが「フタ」です。
「やわらかポリエチレンケース」の場合、別売りのフタがあるので、それをかぶせてしまえばホコリ除けになります。このフタのいいところは、子供にも簡単に取り外しできるところ。
「ポリエステル麻 ソフトボックス」にも「フタ式」なるフタ付き商品が存在しますが、こちらのフタは「ファスナー式」。小さな子供には開閉が難しいかもしれません。
子供が遊びたいときに自分でフタを取って遊ぶことができる、という点で、「やわらかポリエチレンケース」のフタはおすすめです。
無印良品「やわらかポリエチレンケース」はおもちゃ箱卒業後もいろいろ活用できる
子供が大きくなったら、おもちゃ箱は卒業しますよね。
「やわらかポリエチレンケース」はおもちゃ箱を卒業したあとでも、活用方法がたくさんあります。
たとえば我が家では、
- 洗濯物を取り込んでから家族が各自しまうまでの一時置き場
- クローゼット内の小物収納
- 汚れものの手洗い桶
などとして活用しています。
また、賃貸暮らしの我が家にはパントリーがないので、無印良品の「ファイルボックス」をパントリー代わりに使っています。
これを「やわらかポリエチレンケース」で代用することもできそうです。
もともと子供用品収納に「スタッキングシェルフ」を選んだ理由として、子供たちが成長して各自部屋を持つことになったときに、それぞれの部屋に分割して置けるからというものがありました。
そのときに、おもちゃ箱として使っていた「やわらかポリエチレンケース」も分割して、小物や衣類の収納に使えたらなと我が家では計画しています。
無印良品「やわらかポリエチレンケース」「ポリエステル麻 ソフトボックス」を比較したまとめ
以上の理由から、子供のおもちゃ箱として「やわらかポリエチレンケース」か「ポリエステル麻 ソフトボックス」のどちらを選ぶか迷った末、「やわらかポリエチレンケース」を選びました。
改めてそれぞれのメリット・デメリットをまとめます。
「やわらかポリエチレンケース」のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
除しやすい・カビない 積み重ね可能 ラベルを貼りやすい・貼り替えしやすい サイズ展開豊富 取り外ししやすいフタあり おもちゃ箱卒業後も活用の道多数 | 静電気で髪の毛やホコリが付きやすい 硬さがあるので、ぶつかったら痛いかも いざ捨てるときはちょっと面倒くさい? |
「ポリエステル麻 ソフトボックス」のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
柔らかいのでぶつかっても痛くない ホコリが付いても目立ちにくい サイズ展開豊富 使わないときにコンパクトにまとまる いざ捨てるときは燃えるゴミでいけるかも? | 掃除しにくい・カビやすい 単独では積み重ねできない ラベリングしにくい フタ付きの場合、子供が開閉しにくい 汚れやすいので長期使用に向かない |
我が家としては、いろいろな点で「やわらかポリエチレンケース」が気に入って選びましたが、デメリットもあります。
硬さがあるので、まだ子供の歩き方がぎこちなかった頃は、頭から「やわらかポリエチレンケース」に突っ込みそうになることがあり(実際に突っ込んだこともあったか?)、突っ込んだら痛そうだなと心配しました。
いまは上手に歩けるようになったので、この心配はしていません。
また、本当にいらなくなって、いざ処分しようというときは、私の住む自治体では粗大ゴミ扱いになるので(分解できるのこぎりがあれば別ですが)処分が大変です。
処分の手間以外は、いまのところ満足して使用しているので、おすすめです。
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