2歳半の娘は「色」が大好き。
とくに「赤」「青」へのこだわりが強く、その次に「黄色」「緑」。
ほかの色の名前も知ってはいるけれど、圧倒的にこの4色へのこだわりが強いんです。
それでもいいけれど、世の中にはほかにもきれいな色がたくさんあって、どの色にもすてきな名前がついているんだよ! ということに気が付いてもらえたらと、色彩カードを作ってみました。
色彩カードを作るために準備するもの
色彩カードを作るための材料として、
- いろがみ
- ラミネートフィルム
- リング・閉じ紐など(お好みで)
を準備しました。
いろがみは、こちらを使いました。
折り紙(正方形)でもいいけれど、ラミネートするならば、ラミネートフィルムに対応した形のほうが作りやすいです。
色彩カードを作るための道具として、
- ラミネーター
- 穴あけパンチ
- マジック
を準備しました。
ラミネーターは、ほかにも使いたかったので、これを機に購入しました。
色彩カードの作り方
色彩カードの作り方は、次の3ステップです。
- いろがみをラミネートする
- ラミネートしたいろがみの裏に、色の名前をマジックで書く
- ラミネートした色紙に穴あけパンチで穴を開け、リングや閉じ紐でまとめる(お好みで)
今回用意したいろがみは、全部で93色。
93枚をラミネートするのに、1時間強かかりました。
色の名前は何も考えずに書いてしまいましたが、子供が大きくなったときに自分で読めるように、
- 大きな字で書く
- すべてひらがなで書く
といったことに気を付けて書けばよかったなと思いました。
ラミネートしたいろがみに穴を開けるかどうかはお好みでOKです。穴を開けてリングや紐にとおすと、持ち運びがしやすくなり、おでかけした先や車のなかなどで使うときに便利です。
色彩カードを使った遊び方例
今回用意した色紙の説明には、次のように書かれていました。
日本色研配色体系(PCCS)に基づき文部科学省学習指導要領にも示されている、色の明暗や強弱(色のトーン)別のいろがみで、新しい配色理論として広く活用されている、トーン配色の練習、応用のために作られたいろがみです。
色を調子別に分類(トーン別分類表参照)してあるのでトーンの同一、類似、対照の配色が理解でき、色彩の感覚を高めることができます。
これらのことを参考に考えた、子供向けの遊び方アイデアをご紹介します。
赤ちゃん向け
- 好きな色を赤ちゃんに選ばせる
- フラッシュカードのように色を見せながら名前を言う
床にカードをばらまいて、赤ちゃんに好きな色を選んでもらったら楽しそう。
お気に入りの色をリングにとおせば、おでかけに持っていくのに便利です。
幼児向け
- 色の名前を覚える
- 色やトーンごとに仲間分けをする
- 色の濃淡で並べる
- 身の回りの物や洋服などの色と、同じ色のカードを探す
モンテッソーリの色板と同じような遊び方もできそうです。
ちなみに我が家の2歳半の娘の遊び方はこんな感じです。
まず、リングにとおしたカードをパラパラと見せてみました。
すると、娘は知っている色があると「あか!」「あお!」と元気に答えてくれます。
ところが…、
(赤に似ているけれど…)「しゅいろ」だって…
というと、娘はしょんぼり。
なので、クイズっぽい感じにならないように、「この色にはお花の名前がついているよ。ひまわり色だって。きれいだね~」みたいな感じで語りかけるようにしました。すると娘も(気が向けば)色の名前をリピートするようになりました。
あとは、娘が無造作に選び取った複数の色について、印象を話したり。(「お花みたいな色だね」「おいしそうだね」など)娘が着ている洋服の模様の色と、同じ色のカードを探したり。
また、あるとき、絵本「くっついた」を読んでいると、娘が「きんぎょさんの色が違う!」といって本棚に向かいました。持ってきたのは「きんぎょがにげた」。たしかに、同じ金魚なのに、描いた人が違うと色が違います。それで、こっちの金魚はこの色だね~と色彩カードを見ながら話をした、なんてこともありました。
これからも、遊び方はどんどん広がりそうです。
たくさんの色に興味を持ってもらえたらいいな。
作る時間がないという方は、市販品もおすすめです
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