子供の乳歯が抜けたら、どうする？

娘がもうじき6歳になるという頃、はじめて乳歯が抜けました。

私が子供の頃は、歯が抜けたら屋根の上に投げていました。丈夫な永久歯が生えてくるようにとのおまじないだったようです。

さて、子供の歯が抜けたことで「抜けた乳歯をどうするか？」と悩み、周りの人たちに聞いてみたところ、屋根の上に投げている人はいませんでした。

子供の歯を捨ててしまうのもなんだかね…とのことでした。いまは少数派になっているのでしょうか。

歯の妖精さんがやってくる？！

娘が年長になった頃、周りのお友達の歯が抜け始めて、保育園の先生から聞いてきた話は

「抜けた歯を枕の下に置いておくと、歯の妖精さんがやってきて、お金と交換してくれる」

というものでした。

はじめてその話を聞いたとき、「お金になるの？！」とびっくりしましたが、元ネタはどうやら海外の言い伝えのようで、抜けた乳歯を枕の下に置いておくと、歯の妖精（トゥース・フェアリー）がやってきて、コインと交換してくれるそうです。

歯の妖精さん用のコインも販売されていました。

乳歯は再生医療に使える？！

娘の歯を捨てるのも忍びないな…と思っていた頃、人から

「将来、再生医療に使えるようになるかもしれないから、抜けた歯は捨てずにとっておいたほうがいい」

と聞きました。

ただ、調べてみると現状では認定された歯科医師によって抜かれた乳歯でないと、再生医療に用いることはできないようです。

日常生活で自然に抜けてしまった乳歯、重度の虫歯で抜かざるを得なくなった歯、歯周病で抜けてしまった歯、ぶつけて抜け落ちた歯などは、細胞バンクに預けることはできません。その理由は、「歯の細胞バンク」に認定された歯科医師によって、抜けた歯の適切な処理がされていないため、細菌やカビによる汚染（コンタミネーション）が予想され、細胞が培養できない可能性があるからです。

サワイ健康推進課より引用

再生医療に用いることは難しそうだけれど、我が家は記念として乳歯を保管しておくことにしました。

抜けた乳歯の保管方法

購入したのはこちらです。

抜けた乳歯を洗浄して煮沸したあと、よく乾かして保管しています。

乳歯ケースは想像していたよりも高く、少し購入を迷いましたが、フタをあけると生えていた位置に対応する穴に乳歯を入れたらよく、抜けた日付を記入できるなど、専用の商品ならではの使いやすさがありました。

我が家はデザイン的にシンプルなものがよかったので、下記の商品とも迷いました。

乳歯ケースの種類

乳歯ケースには

といった種類があります。

我が家の場合は、すでに木製のメモリアルボックスを購入していたので、それに合わせて桐製の乳歯ケースを選びましたが、プラスチック製やガラス製の乳歯ケースにもかわいいものがありました。

乳歯ケースの代用品

この乳歯ケース、ネット上ではあたりまえのように使用されていますが、本当に一般的なのか同世代の子供を育てている職場の人たちにも聞いてみました。

すると、抜けた乳歯を100均で買った缶や、空き瓶に入れているだけという方もちらほら。

たしかに、セリアでは下の写真のような電車好きにはたまらないデザインの缶が売られているし、

かわいいデザインのジャムの空き瓶などを利用するのもいいですね！