先日、今井むつみ先生の「学力喪失」という本を読むなかで、「プレイフル・ラーニング」という概念を知りました。
文字どおり「遊びのなかで学ぶ」という概念で、そうすることでより深い学びとなるそうです。本のなかで紹介されていたプレイフル・ラーニングの実践例ひとつに、「時計かるた」というものがありました。
今井先生の研究室でも販売に向けて進めているといった記述があったように思いますが、残念ながら現在はまだ販売には至っていないようでした。
代わりに、検索すると無料でダウンロードできる「時計かるた」がいくつか見つかりました。
シチズンの時計かるた
我が家は、デザインが気に入ったシチズンの時計かるたをダウンロードしました。
4枚ほどあり、A4サイズで印刷して、ラミネートしました。

シチズンでは時計かるたのほかにも、楽しいアイテムを無料ダウンロードできるので、別の機会にやってみたいと思います。

切り取って、読み札と取り札に分けると、かるたの完成です。

読み札は〇時〇分という時間。どういった時間なのかという説明やエピソードが添えられています。
取り札は読まれた時間のアナログ時計表示です。
まずは〇時、〇時半から
小学校ではちょうど〇時、〇時半というきりのいい時間について学んでいるそうなので、かるたでも〇時、〇時半の札のみ取り出して、かるた遊びをすることにしました。
取り出すと13枚。すぐに終わってしまうので、きりのいい時間に絞ると物足りない印象です。

どういう時間なのか、という説明とともにかわいいイラストが付いていて、わかりやすいです。

肝は〇時5分とか〇時10分とか、半端な時間を読めるか?ということだと思うので、小学校の学習がもう少し進んだら、それに合わせてすべての札でかるた遊びができたらと思います。
ひとまず、娘の様子を見ていると、ただワークで時計の読み取りをするよりはずっと楽しそうなので、プレイフル・ラーニングの力?を感じています。



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