1歳7ヶ月になる娘は、ある日突然「お絵描き」に目覚め、冷蔵庫・テーブル・椅子・・・などなど、家中いたるところに落書きをするようになってしまいました。
これは、いつか壁紙に描かれてしまうかもしれないから、そうなる前に対策しよう!
と、壁紙を覆うビニールシートのようなものをamazonで注文したまさにその日、壁紙にボールペンで落書きをされてしまいました。
ボールペンで壁紙に描いた落書きを落とす方法を調べるなかで、「ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】」なる製品の存在を知りました。
「ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】」は、油性ボールペン用のインキ消しだそうです。
結果からお伝えしますと、我が家の壁紙に描かれたボールペンの落書きは2ヵ所あったのですが、「ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】」によって、1ヵ所はきれいに消え、1ヵ所はやや跡が残りました。
この記事では、before/afterの写真付きで「ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】」の実力はどうなのか? という口コミ・レビューと、使い方などをご紹介しています。
壁紙に描かれたボールペンの落書きを消す方法は?
壁紙に描かれたボールペンの落書きを消す方法について調べたところ、主婦が使う情報サイト「shufuse(シュフーズ)」に、ドンピシャな記事を見つけました。
上記の記事によると、壁紙に描かれたボールペンの落書きを消す方法として、次の5つの方法が紹介されていました。
- 消しゴムやメラミンスポンジを使う
- 濡れ雑巾で拭いてみる
- クレンジングオイルで油分を落とす
- 漂白剤で落とす(強めの油汚れ)
- ガンジー(ガンヂー)インキ消を使う(頑固な油汚れ)
これらのうち、私がまず試してみたのは、手元にあった「①消しゴムやメラミンスポンジを使う」「③クレンジングオイルで油分を落とす」という2つの方法です。
また、それに加えて、自己流で「消毒用アルコールで拭いてみる」という方法も試してみました。
それぞれの結果は次のとおりです。
- 消しゴムやメラミンスポンジを使う → 壁紙が傷んだだけ
- クレンジングオイルで油分を落とす → 黒色から紫色に若干変色したものの、色の濃さに変化なし
- 消毒用アルコールで拭いてみる → 色の濃さに変化なし
消しゴム、メラミンスポンジ、クレンジングオイル、消毒用アルコールでは、壁紙に描かれたボールペンの落書きを消すことはできませんでした。
そこで、最終兵器のように紹介されていた「ガンジー(ガンヂー)インキ消」なるものをamazonで調べてみたところ、口コミがとてもよかったので、さっそく注文し、使ってみることにしました。
結果的には、(無駄に壁紙を傷めないよう)はじめからガンジー(ガンヂー)だけ使うべきだったと思います。
ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】とは、油性ボールペン用のインキ消し
「ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】」とは、(成分の明かされていない)2種類の液体から成る、油性ボールペン専用のインキ消しです。紙だけでなく、壁紙に書いたボールペンもインキも消すことができます。
落書き盛りの子供のいる家庭では必需品かも?!
「ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】」は、修正液や修正テープのように、上から塗りつぶしてインキの色を目立たないようにするといったものではなく、インキの色を化学変化によって消します。
そのため、修正液や修正テープのように、白い消し跡が残ることがありません。うまくいけば、消し跡をまったく残すことなく、元通りにすることができます。
「ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】」は、かつて存在した文具メーカーである丸十化成株式会社が開発・販売し、事業停止後は株式会社カズキ高分子が引き継いでいるようです。
パッケージには、ガンジーのイラストが描かれており、怪しげで独特な雰囲気を醸し出しています。
実はこの商品、パッケージのミシン目が切り離された状態で届きました。
「中古品か?!」と思い、購入したamazonに問い合わせをしようと、改めて商品ページを確認したところ、次のような記載を見つけました。
製造過程において箱のミシン目を開封し製造しています。
amazon商品説明より
理由はわかりませんが、ミシン目が切り離されているのはデフォルトのようです。
中古品ではないのでご安心ください。
ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】の使い方
パッケージを開けると、「白液」「青液」という2種類の液体と、中央に「吸収紙」がセットされています。
「白液」のビンのフタには「ガラス棒」が、「青液」のビンのフタには「ハケ」がセットされているので、これらを用いて消したい部分に液を塗ります。
吸収紙はただの厚紙なので、使い切ったときには画用紙などで代用ができます。
「ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】」の使い方は、パッケージの裏に書かれています。
使い方は簡単2ステップで、消え方が不十分だったときには繰り返すことになります。
- 消したいところに「白液」を塗り、余分な液を吸収紙で吸い取る
- その上に「青液」を塗り、余分な液を吸収紙で吸い取る
- 消え残ったときは、①②を繰り返す
「白液」を塗っただけではインクの色に変化はありませんが、「青液」を塗ることで、インクの色がうすく、消えていきます。
使い方は簡単なのですが、いくつかポイントと思われることを挙げておきます。
使い方のポイント① ビンが開けにくいときは、輪ゴムを巻くといい
このような口コミがamazonにありました。
実際、「白液」のビンのフタは、とても硬くて、びくともしませんでした。
私も同じように自分の服を滑り止めにしようとしたところで、口コミを思い出して止めて、輪ゴムを巻いてみたところ、簡単にフタをはずせました。
使い方のポイント② 「白液」は綿棒で塗るといい
まさに口コミのとおりで、付属のガラス棒ではまったく塗れませんでした。綿棒を使うと、かなり塗りやすくなりました。
使い方のポイント③ 子供のいないところで、換気をしながら使うといい
こちらも口コミのとおりでした。
子供には刺激の強いにおいなので、子供が寝たあとなどに、換気をしながら使用することをオススメします。
ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】の実力は?
我が家では、1歳7ヶ月の娘が壁紙に描いた、次のような条件の落書き(2ヵ所)に使用しました。
- 描いてから一週間ほど経過
- 油性ボールペンによる
- 1ヵ所は前処理なし
- もう1ヵ所はガンジー使用前にメラミンスポンジ、消しゴム、クレンジングオイル、アルコールを使用したため、壁紙が傷んでしまった
「ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】」によって、2ヵ所の落書きのうち、何も前処理をしていないほうの落書きはきれいに消え、いろいろ処理してしまったほうの落書きはやや跡が残りました。
実際に、落書きのbefore、afterをご覧ください。
①前処理していないほう
廊下の突き当りの壁紙で、(写真で見るよりも)けっこう目立っていたのですが、「ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】」使用後は、退去時の立会い(我が家は賃貸暮らしです)で気づかれないレベルにまで、きれいに消すことができました。
②前処理したほう
「ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】」を1回使用したところで、落書きはかなりうすく、目立たなくなりましたが、「完璧に元どおり」とまではいきませんでした。
そこで、2回目、3回目と使用を繰り返しましたが、あまり変化はありませんでした。よく見ると、ボールペンのインクの色というより、ペン跡のようにも見えたので、これ以上処理することはあきらめました。
少し跡が残ったとはいえ、処理前に比べるとかなり目立たなくなったので、満足しています!
ちなみに、前処理によって「ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】」の効果が薄れたのかどうかは、もとの落書きのレベルが違うので、比較はできませんが、壁紙が傷んだことで、液を塗りにくいと感じたことは事実です。
「ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】」の実力はたしかなので、自己流でいろいろな処理をする前に、ガンジーだけ使っておけばよかったと後悔しています。
さいごに
実は、子供に落書きをされた日に、自己流でいろいろとやって全然消すことができなかったので、消すことは不可能なんだとあきらめていました。
翌日、子育て支援室に行って、先生と「落書きされちゃいまして…」といった雑談をしているときに、
ボールペンのインクを消す専用の薬があるんだよ!
名前は忘れたけど、うちも子供にやられたときホームセンターに行って教えてもらったんだ。
と教えていただいて、検索したところ、「ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】」の存在を知りました。こんな商品があるのか!と驚きでした。
お子さんに、ボールペンで壁紙に落書きをされて困っているという方は、ぜひ「ガンジー(ガンヂー)インキ消【ボールペン用】」を試してみることをおすすめします!
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