「センサリーボトル」、「センサリーバッグ」という言葉をご存知でしょうか?
私は、赤ちゃんのおもちゃとしてペットボトルを用いた「スノードーム」を作りたいなと思い、ネットを徘徊しているときに、「センサリーボトル」「センサリーバッグ」という言葉を知りました。
海外では、赤ちゃんの視覚、聴覚、触覚などの感覚を刺激することで脳の発達を促すおもちゃのことを「センサリートイ」と呼んでいて、なかでもボトル型のものを「センサリーボトル」、バッグ型のものを「センサリーバッグ」と呼んでいるそうです。

「センサリーボトル」「センサリーバッグ」と検索すると、きれいな画像がたくさん出てきますよ!
今回は、ペットボトルを使った「センサリーボトル」と、ジップロックを使った「センサリーバッグ」を手作りしてみました。
中身には「ぷよぷよボール」と呼ばれるカラフルなジェルボールを入れました。ぷよぷよボールを膨らませる時間と、ボンドを乾かす時間が必要でしたが、それ以外の作業時間は30分未満でした。
制作時間:30分(ぷよぷよボールを膨らませる時間を除く)

さいごに追記しましたが、幼児のおうち遊びにもおすすめです!(※誤飲には注意が必要です)
材料

ぷよぷよボール、洗濯のりは、100均でも手に入ります。
道具
ボンドは、今後のおもちゃ作りにも活用できそうだったので、こちらの多用途ボンドを使用しました。
作り方
準備~ぷよぷよボールを膨らませる~
容器に、適宜ぷよぷよボールを入れます。

水を注ぎます。

私が購入したぷよぷよボールは、説明書に3~4時間で膨らむとあったので、それくらい放置しました。すると・・・

膨らんでいました!!
とてもきれいで、見ているだけでわくわくしました。
【センサリーボトル】を作る
きれいに洗って乾かした空のペットボトルに、ぷよぷよボールなどを入れます。

ぷよぷよボールをすくうアイテムとして、保管していた予備の粉ミルク専用スプーンが活躍しました。

ここに洗濯のりを注ぎます。
ペットボトルのフタをボンドで固定し、乾いたらビニールテープなどで封をして完成です。

【センサリーバッグ】を作る
ジップロックに洗濯のりを入れます。
そこに膨らませたぷよぷよボールなどを入れます。なるべく空気を抜いて、ジップロックを閉じます。

写真だと見えにくいですが、ジップロックを補強するために、念のため四辺をテープで補強しました。

これを、もう1枚のジップロックに、逆向きになるように入れて完成です。

ジップロックの文字を消したいときは?
ジップロックは丈夫で使い勝手がいいのですが、文字が目立つ点がデメリット…。
でも、ほんのひと手間で消してしまうことができるので、大丈夫です。
方法は簡単。メラミンスポンジに少しの水を含ませて、文字の上からゴシゴシとこするだけ。


文字が消えたあとは、少しマットな質感になります。
子供の反応
作成途中から、

(何それ何それ)
という感じで近寄ってきました。
センサリーバッグが完成すると、さっそく手を伸ばしてモミモミしていました。
ほかに足で踏むという楽しみ方もしていました。
ぷよぷよボールは、ネーミング的にぷよぷよと弾力がありそうですが、意外と固くてコリコリしているので、触ると面白い感触です。

センサリーボトルも、完成するとすぐに手を伸ばしてきました。
こちらが完成直後の写真ですが・・・

次の瞬間には・・・


さっそくがぶがぶしていました。気に入ってもらえたようでよかったです。
追記:3歳になった娘と一緒に作ってみました
はじめてセンサリーボトルを作ったときに赤ちゃんだった娘が、3歳になりました。
誤飲が心配で「ぷよぷよボール」遊びに踏み出せずにいましたが、さすがに異物を口に入れることがなくなってきた娘。
雨の日のおうち遊びとして、一緒にセンサリーボトルとセンサリーバッグを作ってみました。

これだけで数時間遊べました!!
そのときの様子をご紹介します。
まずは、容器にぷよぷよボールと水を入れて、膨らませるところ。
娘は「もう大きくなったかな~?」と気になる様子で、やってきては混ぜ混ぜ。またどこかに行って戻ってきては混ぜ混ぜ。お料理しているみたいでした。


ぷよぷよボールの成長(?)を喜ぶ娘の姿を見て、植物を育ててみるのもいいかもな~と思いました。
ぷよぷよボールは、無事に大きくなりました。

まずは「色分け」して遊びました。
紙コップをいくつか用意して、赤系、青系、黄色系、緑系に分けました。

普段は見られない、ものすごい集中力でした…!
無言のまま、黙々と色分けしていました。

色分けしたぷよぷよボールをペットボトルに詰めて、センサリーボトルを作りました。

ただ、用意していたペットボトルの本数が足りず、余ったぷよぷよボールは(せっかく色分けしたのですが…)ごちゃまぜのままペットボトルやジップロックに入れ、センサリーボトル、センサリーバッグを作りました。

色分けして作ったほうが、見た目は美しい気がしますが、ごちゃまぜバージョンも面白いです。

センサリーバッグに関して。

娘は最初ぎゅぎゅうにぷよぷよボールを詰め込んだのですが、それだと触ったときにパンパンしているだけで触ったときの面白さがありません。ぷよぷよボールのコロコロ感を楽しむには、少し余裕を持って詰め、袋の端を触ったり、踏んでみたりするといいです(※ぷよぷよボールに弾力はあまりないので、つぶすと壊れます…)。
余ったぷよぷよボールは、ちょうど空いた2リットルのペットボトルに、まとめて入れました。

なかなか迫力のあるセンサリーボトルができました(笑)。
コメント
テープで最後に止めた方が安全だと思います。子供って意外と頭いいので開けちゃったりすることもあります
>名無し様
コメントありがとうございます。
センサリーバッグのほうでしょうか? たしかに、そうですよね!
我が家でも、実際に遊ぶときにはテープで留めたのですが、いま見返してみたら「完成」としている写真ではテープがないですね…。本文中に追記しておきました。
また何かありましたらアドバイスいただけますと幸いです。ありがとうございました。