一時期、育児ストレスなのか、本当に爆発しそうになったときがありました(汗)。
おそらく、生理前のイライラもあったのだと思います。もうなんというか、文字どおり息苦しい状態でした。
とくに子供の泣き声を聞くと、思いきり息を吸っているのに吸えていないような、呼吸が上手にできないような感じになり、
とまで思いました。
そんなときにかぎって夫は友人と飲みに行き深夜になっても帰って来ず、

夫のグチ専用のTwitterアカウント作ろうか?
とまで思いました。
本当に、子供を望むことや子供を大切に思うことと、ストレスなく育児できることというのはイコールではないのだなと痛感しました。
この記事では、そんな息苦しい日々を過ごすなかで、頼ったものを3つほどご紹介しています。私の場合は頼ったものの3つ目に挙げたものが効いたようで、次の日からすっきりと楽になりました。
爆発しそうになった原因と思われること
①子供が寝返りをするようになった
生後6ヶ月のある日、子供が寝返りをするようになりました。それ自体はとても喜ばしいことだったのですが、その日を境に大変になったことがあります。
ひとつは、
ことです。寝返りが好きなのか、平らなところに置くと反射的に転がるようになったのですが、自分からうつぶせになっておいて、うつぶせになったとたん、叫びます。
叫ばないとしても、ぐずぐずするので、とりあえず私があおむけに戻します。ですが、戻したとたん、また転がります。うつぶせ→叫ぶ→戻る→うつぶせの無限ループのようになってしまい、疲れてしまいました。
もうひとつは、
ことです。
子供が寝返りをするようになって、うつぶせで寝てしまうこともあって、私はSIDSが怖くてたまらなくなりました。もともと心配性だったのですが、さらにひどくなりました。
夜中、ちょっとした物音に反応してしまうほど眠りが浅く、神経が過敏になっていることがわかりました。物音がして飛び起きると、たいてい子供がうつぶせになっているので戻すのですが、すぐに寝返ってしまいます。またしても無限ループになり、私もですがおそらく子供もストレスだったと思います。
こうした状態でしたが、寝返り対策として、ベビーセンス・プチクリップを導入したおかげで、精神的にだいぶ楽になりました。
②子供の夜泣きが始まった
もともと、夜はわりと寝てくれる子だったのですが、生後6ヶ月頃から、寝付くまでに時間がかかったり、夜中に目覚めて泣くようになりました。
とくに寝かしつけに苦労するようになり、不機嫌スイッチが入ると1時間以上、ひどいときには2時間近く、全力で泣き続けるようになってしまいました。
そうなると、抱っこしてもあやしても何しても泣き止まず、どうしようもありません。けっこう声が大きい子なので、泣き声を1時間以上聞き続けると、精神的にきついものがあります。
③あまり実母に頼れなくなった
実母は孫大好きなので、生まれたときから頻繁に私たちのアパートに通い、子供に会いに来てくれていました。
ところが最近、祖父が車の運転を禁止されるできごとがありました。その後、病院にかかると認知症と診断されたようです。実母は、車の運転ができなくなった祖父を病院に送迎したり、買い物に付き合ったりしなくてはならなくなり、私たちのアパートにくる頻度が減ってしまいました。
いい年して甘えていると思われるかもしれませんが、これまでのように母に頼れなくなったことで、ストレスが溜まっていたのだと思います。
④ひきこもりがちだった
子供とお散歩に行く習慣があったのですが、梅雨に入り、あまり行けなくなってしまいました。梅雨が明けると今度は暑い日が続き、またしても外出しにくくなってしまいました。
そのため、家のなかで子供と2人きりで過ごす時間が増え、さらに子供が①、②のような状態になったため、つらい状況となってしまいました。
爆発しそうだったときに頼ったもの3選
①行政
幸いにも、「もう本当に爆発しそう!」と思った次の日、市の育児相談が予定されていました。育児相談は、市の子育て支援センターの一室で、保健師さんが相談にのってくれるというイベントなのですが、これに行くことにしました。
実は、生後6ヶ月になるまで、子供と一緒に電車に乗ることが一度もなかったのですが、このときは切羽詰まっていたので、「電車のなかで泣いたらどうしよう」とか考える余裕がなく、エルゴベビーのポケットに保冷剤をたくさん詰めて、猛暑のなか電車に乗って出かけました。
保健師さんは電話でも話したことがある方で、人見知りのためさっそく大泣きする子供を汗を流しながらあやしてくれたり、親身になって話を聞いてくれたり、とても親切でした。
私が相談したことは、次の2点です。
- 寝返るたびに子供がさわぐので、ずっと付きっきりになり、疲れてしまった
- 寝付くまでに1時間以上大泣きすることがあって、疲れてしまった
受けたアドバイスは、
- 一時保育を利用してみては?
- 夕方は泣かせておいたほうが疲れて夜によく寝る。
- 家事している間は、泣かせておいてもいい。放置するわけじゃないから、声かけをして、終わったら「待っててくれてありがとう」っていえば大丈夫!
- 赤ちゃんの足を本人に見せてあげたり、足と手をポンポンと合わせてあげると、おすわりが早くできるようになる。おすわりできるようになれば、一人あそびしてくれるかも。
といったことでした。
一時保育のことは私も考えていて、夫に話したところ「こんなに小さいのにかわいそうじゃない? 感染症も心配だし」と渋い返事でした。ところが保健師さんにすすめられたことを伝えると、それならとOKしてくれました。
結局、一時保育はいまだ利用していないのですが、育児相談で保健師さんに対して「私は疲れています」と声に出せたことで、精神的にだいぶ楽になりました。
②実家
実母が来れなくなったならこちらから行ってしまえ! と実家に行きました。実家に行けば母が忙しくしていたとしても父がいるし、祖父がいるし、とにかく「誰かがいる」という環境がありがたかったです。母はもちろんのこと、父も祖父も子供にメロメロです。
これまで子供と2人で電車に乗ることを躊躇していたのですが、育児相談に行ったときに問題なく電車に乗れたことで自信がつきました。
③薬
危ない薬ではなく、ちゃんとした医薬品にお世話になりました。
私はもともと生理前にイライラしがちで、とくに夫に対してイライラがつのることが多かったので、以前、かかりつけにしていた婦人科で相談したところ、「抑肝散加陳皮半夏」という漢方薬を処方してくれました。「抑肝散加陳皮半夏」は気持ちをしずめる作用があり、緊張や不安、イライラに効果があるとされています。
生理前に飲むと、(プラセボかもしれませんが)私にとっては即効性があり、よく効きました。
もうこの際、

プラセボでも何でもかまわない!
という気持ちで余っていた「抑肝散加陳皮半夏」を寝る前に飲んでみたところ、翌朝にはすっきり。
夫のグチアカウントについて考えていたなんてどうかしていた、と思えるほどになっていました。前日まで息苦しいし、イライラするしでどうしようもなかったのですが、冷静になってみると、ちょうどその日は日航機墜落事故があった日で、イライラしながら生きていることが申し訳なく思えてきました。
8月は広島の日、長崎の日、日航機墜落事故の日、終戦の日と、過去に悲しいことがあった日が続きます。
生きているのだから、家族を大切にし、毎日を大切にして生きようと冷静に思うことができました。
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