第2子を帝王切開で出産|コロナ禍では何が変わる?【出産レポ】

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コロナ禍で帝王切開した出産レポ帝王切開

第2子を帝王切開にて出産しました。出産したのはコロナ禍でのことでした。

コロナ禍でもっとも特徴的だったのは、

  • 家族との面会がない
  • ほかの妊産婦さんとのかかわりがない

ということです。

コロナ禍での対応は出産する施設によって異なるとは思いますが、この記事ではひとつの例として、私の出産レポをまとめました。

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コロナ禍で出産するために事前準備することは?

コロナ禍では家族の面会がいっさい禁止されているか、夫のみ・1回10分などと制限されている施設がほとんどかと思います。

帝王切開の入院期間は一般的に9日間前後となりますので、この期間を一人で過ごせるだけの持ち物を、事前に用意しておくと安心です。

私が通常の入院準備品にくわえて、コロナ禍を想定して持って行ったのは次のアイテムです。

  • 不織布マスク
  • 除菌スプレー
  • 2Lペットボトル飲料
  • 紙コップ
  • ピンチ付ハンガー
  • S字フック

各アイテムの具体的な使い方は、こちらの記事にまとめました。

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帝王切開入院中のスケジュール

帝王切開入院中は、次のようなスケジュールで過ごしました。

おもな予定赤ちゃんのお世話食事シャワー
手術当日ベッド上で安静面会のみ××
術後1日目ベッド上で安静面会のみ1日4回の飲水のみ清拭
(看護師さんによる)
術後2日目安静
トイレ歩行開始
面会のみおかゆ
(昼~)
清拭
(看護師さんによる)
術後3日目安静面会のみおかゆ清拭
術後4日目授乳指導日中のみ母子同室普通食
(昼~)
美容室でシャンプー
術後5日目沐浴指導終日母子同室普通食
術後6日目退院指導終日母子同室普通食
(夜はお祝い膳)
術後7日目退院退院普通食

施設によって異なりますので、ご参考までに…。

私は1回目と2回目の帝王切開手術を異なる病院で受けたのですが、入院中のスケジュールも病院によって異なりました

たとえば、1回目の病院では術後1日目から歩行、赤ちゃんのお世話、飲食が開始されましたが、2回目の病院では術後3日目まで基本的に安静。

また、2回目の病院では毎日清拭がありましたが、1回目の病院では清拭があったのは1日のみで、あとは自分で持っていった体拭きで対応しました。

また、1回目の病院では、お祝い膳は同じ日に退院する人たちみんなで食べました。

それが軽い交流の場になりましたが、2回目の病院ではコロナ禍だったため、個室で食べました。

帝王切開前日~当日のこと

帝王切開前日

私は帝王切開の前日に入院し、次のようなスケジュールで過ごしました。

13:30入院・説明
14:30心電図・剃毛・採血
15:00シャワー
16:00NST
18:00夕食
20:30回診
21:00就寝

入院時、家族は入口までしか入れませんでした。

私はコロナ禍での入院準備として2Lのペットボトル飲料を箱で持ち込んだのですが、夫に入口まで運んでもらい、病院のなかではカートに載せて運びました。

1回目の帝王切開では、手術前は浣腸のみでしたが、2回目では内服+浣腸で排便コントロール。

入院前日からラキソベロン内用液の服用、入院直後に、残りを飲み干しました。

恐れていたほど大変なことにはなりませんでした…。

夕食後は絶食、水飲みOKとなり、21時以降は絶飲食でした。

回診のときにゾピクロンという睡眠障害改善剤が処方されました。

就寝時に服用しましたが、全然眠れず、夜中に何度も起きました。

就寝前に家族とテレビ電話をし、上の子の号泣する姿を見てしまったので、落ち着かなかったのかもしれません。

帝王切開当日

帝王切開当日は、次のようなスケジュールで過ごしました。

6:00体温・血圧測定
6:30浣腸
8:30診察
術着に着替え
9:00点滴(止血剤入り)
14:00手術
15:30手術終了
着圧ソックス装着
血液をサラサラにする注射
点滴開始
16:30個室に移動し、以降安静

私は1回目の帝王切開で2.5Lほど出血してしまい、輸血をした経験があります。

そのため、今回は妊婦検診のときから前回の出血多量について伝えていたところ、あらかじめ予防措置と、万が一のときはすぐに輸血できるよう対策をとってくださっていました(手術前の点滴に止血剤が入っていたのも、そのためかもしれません)。

私が出産した病院では、入院中の家族の面会は一切禁止でした。万が一、輸血が必要となった場合は、家族に連絡して病院まで来てもらい、サインをもらってからでないと輸血ができないので、常に連絡がとれる状態にしてほしいといわれていました。なので、手術当日は面会は禁止でしたが、夫には休みをとってもらい、家でスタンバイしていてもらいました。

午前の診察が終わるタイミングで帝王切開となりました。

2回目だったので、いろいろと勝手がわかったつもりでいましたが、病院が変わると違うことばかり。

物理的なことでは、1回目はほぼ裸という恰好で手術台に載せられ、先生たちが入ってきて恥ずかしい思いをしましたが、2回目は手術着を着たまま。恥ずかしい思いをすることなく、いろいろな布に覆われ、目の上にも布がかけられました。

そして麻酔。エビ反りになって背中に針を刺すところは同じですが、そのあと、妙に落ち着かない感じに。

うまく言葉でいえませんが、なんだか、上手に呼吸ができなくて、悪いことばかり考えてしまって、もう手術なんて無理…(という気持ち)。いますぐ「もう無理です!!中止してください!!」と叫んでこの場から逃げ出してしまいたい感じに襲われました。

1回目はとにかく赤ちゃんを無事に出してあげたい! という気持ちで乗り切れたのに…。

そして、徐々に吐き気が…。そこで冷静になってみると、これは「恐怖」ではなく「麻酔が効いたことで血圧が下がり、気分が悪くなっているだけなんだ」と気づきました。ちょうどそのとき、脇についた看護師さんから「具合はどうですか?」と聞かれたので、「気持ち悪いです」と回答。

「顔を横に向けて、ゆっくり深呼吸して~」と声掛けしてくれたので、とにかく呼吸することに集中しました。血圧を上げる薬も入れられ、徐々に気分がよくなってきたような気もしましたが、やはり不調(吐きはしませんでしたが)。

いつから切り始めたのかわからないまま手術が進行し、やがて赤ちゃんが出てきましたが、やはり不調。

感動して涙する余裕もなく…。

一目見て、ギャン泣きしていたので安心し、再び呼吸に集中しました。赤ちゃんを見たあとは、手術後にゆっくり休めるようにと、少し意識が朦朧とする(でも会話はできる)薬が点滴に入れられました。

前日の夜、ほとんど眠れなかった私は猛烈に眠くなりました。でも、なぜか聴覚だけは冴えていました。

出血対策として、手術後すぐに子宮をおなかに戻すのではなく、マッサージをして、収縮の様子を見てから戻してくれました。また、手術当日の夜は一晩中、圧迫が続きました。

手術が終わり、家で待っている家族とLINEの通話をつないでくれる予定でしたが、薬が効きすぎた私は、眠すぎて会話できる状態ではありません。「いまは無理…」と看護師さんに伝えると、看護師さんが代わりに赤ちゃんの写真を撮って、夫にLINEで送ってくれました。

スマホのロックを解除しておくよう、前もっていわれていました。

その後、猛烈に眠いのに冴えた聴覚で「ガーゼ1枚足りない?」「そこに重なってたよ」「え?」みたいな会話を聞きながら、手術台に横たわり、1時間ほど過ごしました。そのあいだ、なぜか上の子の幻覚が私の周りを走り回っていて、妙に安心しました。

ストレッチャーで個室に移動して、1時間ほどすると、完全に眠気が覚めました。そこで、父母・義父母に無事に出産を終えたことをLINEで報告しました。

スタッフさんたちのおかげで、今回は大量出血せずに、無事に出産を終えることができました。

帝王切開術後のこと

帝王切開後の痛み・体調の変化については、こちらの記事にまとめました。

入院期間中に、とくにコロナ禍であることを実感したのは、次の点でした。

  • 個室を出るときは常にマスクをつけなくてはならない
  • 授乳室は使用せず、個室で授乳する
  • お祝い膳をレストランではなく、個室で食べる

産婦さんどうしの交流が生まれやすい授乳室やお祝い膳の場が中止されていたので、初産の方はとくに心細かったのではないかと思います。

(私のように)人づきあいがあまり得意でない方にとっては、かえって面倒なことがなくていいかもしれません。

授乳指導・沐浴指導・退院指導は、複数名合同で行ないましたが、1回あたり2~3名、ソーシャルディスタンスを保って…だったので、ほかの方との唯一の交流の場ではありましたが、二言三言会話を交わした程度です。

私が出産した病院では、個室の洗面台のところに電気ポットと、フード付き哺乳瓶ケースが用意されていました。授乳指導の際に渡される粉ミルクを個室に持ち帰り、洗面台の水でお湯を沸かして調乳します。新しい哺乳瓶との交換もスタッフさんがしてくれたので、母乳・ミルクともに授乳は個室で完結していました。

さいごに

このように、コロナ禍ではこれまでと違うことがいろいろとありますが、私にとっては、出産後の疲弊した体で面会に来てくれる人の対応をしなくていいのは、かえって楽でした。

そして、妊婦検診のときから気になってはいましたが、やはり妊産婦さんの数が少ないのか、病院の空き部屋が目立ちました。私が出産した病院は、コロナ禍前の口コミで「2~3時間待ちが当たり前」と書かれていたのに、私は毎回30分ほどで呼ばれていました。入院中、経営が心配になってしまうほど、半分以上空き部屋でした。

そのようなコロナ禍ですが、医師の先生はじめ、スタッフのみなさんのおかげで無事に出産できたことは、本当に感謝しかありません。

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