いまは100均にもハイレベルな赤ちゃん用おもちゃが売っているようですが、残念ながら、私が住む地域の100均には赤ちゃん用おもちゃの取り扱いがありません。
でも、赤ちゃんはおもちゃにかぎらず、予想外のものに興味を示すものですよね。

赤ちゃんははじめて見るものが大好き!
おもちゃ、おもちゃでないの区別なく、興味のあるものに引き寄せられていきます。
そこでこの記事では、本当はおもちゃではないけれど、赤ちゃんにとって良いおもちゃになる(かもしれない)100均アイテムをご紹介します。
おもちゃになる100均アイテム①ボウル
「ボウルは子供たちに人気なんですよ」と、いま通っている子育て支援センターの保育士さんに教えていただきました。
保育士さんさんいわく、ステンレス製の調理用ボウルは、自分の顔が映っておもしろいのか、興味を示す赤ちゃんが多いようです。
ただ、100均のボウルはとても軽いので、もう少ししっかりとした重さがあるもののほうがよかったかなと思いました。うちの子供はまだ狙いを定めてつかむことができないので、ボウルに触ろうと手を伸ばしたときに、勢い余って吹っ飛ばしてしまうことが多いです。
100均の「ボウル」を使った赤ちゃんの遊び方例
- 顔をうつす
- なめる・かじる
- 叩く
- 何かを入れる・出す
おもちゃになる100均アイテム②おたま
子育て支援センターでは、「ボウル」と同じく、「おたま」も子供たちに大人気。

よく奪い合いになるアイテムのようです。
たしかに、子育て支援センターではおたまを口に入れてがぶがぶしている赤ちゃんをよく見ますし、奪い取ろうとしてほかの赤ちゃんを泣かしている赤ちゃんも見かけました。
子育て支援センターでは、おたまをただなめる、振り回すという遊び方のほか、ボウルのなかにアヒルを入れて、おたまですくうという、「アヒルすくい」のような遊び方も人気だそうです。
うちの子供はまだおたまですくうような高度なことはできないのですが、おたまそのものはとても気に入ったようで、今回ご紹介している100均アイテムであるボウル・おたま・チェーンを並べたところ、まっさきにおたまに食いつきました。まさに字のごとく、おたまを手でつかみ、口に入れてがぶがぶと食いつきました。
もう少し大きくなったらおたまですくえるようになるといいなと思い、アヒルも購入しました。100均にも2個100円で売っていたのですが、穴があるタイプでした。
穴があいているとがぶがぶしたときによだれが入り込んだり、お風呂で使ったときに水が入り込んでカビの原因となるので、穴なし加工がされているアヒルにしました。
私が購入したのは「ラブラブダック」という商品で、目がハートになっています。
5個入りなので、1個はお風呂用にしました。さっそくアヒル風呂にしてみたところ、私自身、

アヒルがたった一匹お風呂に浮かんでいるだけで、こんなにも癒されるのか・・・。
と不思議な気持ちになりました。
100均の「おたま」を使った赤ちゃんの遊び方例
- なめる・かじる
- 振り回す
- 何かをすくう・運ぶ・移し替える
- 何かを叩いて音を出す
おもちゃになる100均アイテム③チェーン
※首などに巻き付いてしまわないよう、大人が見守りながらあそばせてあげてください。
子育て支援センターでは、粉ミルクの空き缶のフタの一部を開けたところからチェーンを引き出す遊びが人気だそうです。

ジャラジャラと派手な音がするので赤ちゃんがよろこびそうですよね。
残念ながら、うちの子供にはチェーンは不評だったようで、子育て支援センターで試しに遊ばせてみたところ、「粉ミルクの空き缶+チェーン」を前にして微動だにせず、家でチェーンを見せたり目の前でぶらぶらさせても、まったく興味を示しませんでした。
気が向いたときに少し触って、体に巻き付いたりしていますが、期待したような反応は見られませんでした。
ですが、その後、ひとつ下の「アイテム④スプーン」のところでご紹介しているように、ハイハイするようになってからダイニングの椅子にぶら下げてみたところ、引っ張ったり、揺らしたりして、ジャラジャラと音を立てて遊ぶようになりました。
100均の「チェーン」を使った赤ちゃんの遊び方例
- なめる・かじる
- 振り回す
- 引っ張る
- ミルク缶にチェーンを出し入れする
- 家具などにぶら下げて、ハイハイする赤ちゃんが自由に引っ張れるようにする(下記参照)
おもちゃになる100均アイテム④スプーン
上の写真は、100均のセリアで売られていた計量スプーン4本セットの一部です。サイズ違い、色違いのスプーンがセットになっているので、お得感がありました。
おたまと同じように、よろこんで口に入れてがぶがぶとしていましたが、どちらかというとおたまのほうがウケがよかったように思います。
4本セットのうち、残りの1本は、子供が生後10ヶ月をすぎてようやくハイハイするようになった頃、上でご紹介したチェーンや、家にあったリボンとともに、ダイニングの椅子にぶら下げてみました(右端の白い紐の先端にあるのがスプーンです)。
自分で動けるようになると後追いが激しくなり、私がこの椅子に座ってごはんを食べていると足元にやってきて騒ぐようになりました。このおもちゃを設置したことで、椅子の後ろで一人で遊んでくれるようになり、少し落ち着いてごはんを食べることができるようになりました。
100均の「スプーン」を使った赤ちゃんの遊び方例
- なめる・かじる
- 振り回す
- 何かを叩く
- (上の写真の計量スプーンの場合)重ねる・並べる
おもちゃになる100均アイテム⑤マスキングテープ・ふせん
マスキングテープやふせんを床に貼って、シールはがしのようにして遊ぶことができます。その際、マスキングテープははがしやすいように端っこを少し内側に折り曲げてあげると、赤ちゃんでもはがしやすくなると思います。
うちの子供の場合、5枚くらい貼ってみたら3枚目くらいまで勢いよくはがしていましたが、4枚目には飽きていました(笑)。はがしたあと、手に貼りついてしまったマスキングテープをはずせないでいる様子がかわいかったです。
100均の「マスキングテープ・ふせん」を使った赤ちゃんの遊び方例
- シールはがし(イラストを描いてもおもしろいです)
- ほかのおもちゃを手作りするときの装飾としても使えます
おもちゃになる100均アイテム⑥食材パック・タッパー
上の写真は、左側が100均のセリアで購入した食材パック(5枚入り)、右側が同じくセリアで購入したタッパー(2個入り)です。
食材パックは、触るとシャカシャカ音がするので、そのまま子供にわたしても2~3分、長いときで10分くらい、一人でいじって遊んでくれました。
なので、私は、後追いが激しくなって1日中子供がべったりという状態になり、ほんの短い時間でもいいから、ゆっくりしたい! と思ったときに、こちらの食材パックをわたして、スマホを見たり、ごはんを食べたり、お茶を飲んだりする時間を確保していました。
タッパーのほうは、いつの頃からか、子供がマグマグのフタを自分で開けて麦茶を服~床にこぼすという惨事がたびたび起こるようになり、「フタを開けるのがおもしろいのかな?」と思い、「これなら自由にフタを開け閉めしていいよ!」とタッパーをわたしてみました。
ところが、タッパーをひたすらかじるだけで、フタを開け閉めしてあそぶことはしませんでした。相変わらず、マグマグのほうではやるのに・・・。
タッパーはマグマグよりも少し硬い素材でできていたので、赤ちゃんの手で開け閉めするのは難しかったのかもしれません。でも、なかにお気に入りのおもちゃを閉じ込めたりすると、どうにか開けようとがんばっていました。
100均の「食材パック・タッパー」を使った赤ちゃんの遊び方
- 触る
- なめる・かじる
- 中にモノを入れて、振る・音を出す
- 開け閉めする(閉める、はとくに難しいかもしれません)
おもちゃになる100均アイテム⑦マグネット
行政の新生児訪問を受けたときに、保健師さんからいただいた冊子に、「100均で入手できるマグネットとホワイトボードを使って、マグネットをつけたり、はずしたりする遊び」というものが載っていました。
ぜひ、やってみたいと思い、100均に行ってみたのですが、近隣の100均に売られていたマグネットは最大のものでも直径4センチと小さめだったため、誤飲の心配があるかと思い、購入をあきらめました。
なので、もう少し子供が大きくなったらorもう少し大きなマグネットを見つけたら、遊んでみたいと思います。
100均の「マグネット」を使った赤ちゃんの遊び方
- ホワイトボードにつけたり、はずしたりして遊ぶ
- 並べる
我が子の反応まとめ
うちの子供で試したところ、100均で購入したボウル、おたま、チェーン、スプーン、マスキングテープ&ふせん、食材パック&タッパーのなかでは、圧倒的におたまが人気でした。
気が付けばおたまをにぎっていて、ふりまわしたり、がぶがぶしたりしています。時々右手におたま、左手にボウルを持って、おたまでボウルを叩いて遊んでいることもあります。
不評だったものも含めて、100円なので、買ってみてよかったです。ほかにもおもちゃになりそうなものがないか、100均で探索してみようと思います。
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